2012年8月25日土曜日

MAVIC キシリウムSL 2012モデル(インプレ編)

場所: 日本, 宮城県
キシリウムSLに換装してから3週間が経過した。

参考:http://www.mavic.com/ja/product/wheels/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%EF%BC%86%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%B3/wheels/%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0-SL

乗り味としては、剛性が高くリム周りの軽さを感じる、と言った具合。走行性能については、軽くなったことで加速はよくなり、スポークの形状により空気抵抗が減って巡航速度が上がったような気がする。

換装前、換装後の走行データを比較してみることにした。

括弧内の数値は、速度のアップ率、タイムの短縮率を表している。たとえば4%なら、速度が4%アップした(1.04倍になった)、タイムが4%縮まった(0.96倍になった)ことを意味する。

太陽の村HC西船迫ルート(約2.4km)
12.0km/h 12m:00s→12.4km/h 11m:38s (3.3%)

太陽の村HC本船迫ルート(約2.2km)
10.1km/h 13m:01s→10.3km/h 12m:52s (2.0%)

グリーンピア岩沼HC(約1.9km)
13.0km/h 8m:47s→13.9km/h 8m:13s (6.9%)

花いかだ外周(約30km)
25.7km/h→27.2km/h (5.8%)

堤防スプリント(約7km)
32.6km/h 12m:54s→33.6km/h 12m:30s (3.1%)

花いかだ東回り(約20km)
28.6km/h→29.5km/h (3.1%)

ゼロ発進最高速記録
43.0km/h→46.0km/h (7.0%)

括弧内の数値の平均は4.5%という結果になった。ただ、ロードバイク歴1年弱とまだまだ伸び代がある時期だし、この1ヶ月間毎日のようにサイクリングしていたので、乗り手のパワーアップが少なからず影響したと思われる。

ちなみに、BiCYCLECLUB(2011年8月号P.77)には、回転系パーツの軽量化の効果は大きいという記事がある。加速時のホイールは重さが1.5倍(タイヤなら1.9倍)となり、この重さのことを等価重量という。あくまで加速時に限って言えば、ホイールの軽量化には1.5倍の効果がある。といった内容だ。

BiCYCLE CLUB 2011年8月号
参考:http://www.sideriver.com/ec/products/detail.php?product_id=15397

今回装着したホイールは、前後で373g軽い。等価重量を加味すると560gの軽量化ということになるらしい。括弧内の数値は、等価重量を加味した場合の軽量化率を表している。

ホイール重量(1900g→1527g):19.9%(29.5%)
車両重量(8400g→8027g):4.4%(6.7%)
車両総重量(71400g→71027g):0.5%(0.8%)

加速時というのは、速度が上昇している最中に限ったことではないと思う。フリクションロス・空気抵抗・重力(坂道)といった抗力が働くときには、速度を一定に保つためにペダルに力を与え続けないといけないから、加速時に含めてよいと思う。走り出せば、少なからず重量差(373g)以上の軽量化の恩恵に預かることになると思う。

2012年8月20日月曜日

男鹿半島②(後半戦)

場所: 日本, 〒010-0673 秋田県男鹿市戸賀塩浜壺ケ沢 男鹿水族館GAO
秋田市から28kmほど走ってきた。船川港比詰交差点を左折して、男鹿半島南海岸に向かった。ゴールの男鹿水族館まであと29kmほど。

時刻は12時を過ぎた。ゴールの男鹿水族館までの最終コンビニ(ローソン船川海岸通店)に立ち寄る。おにぎり2個を買ってすぐさま出発。ロードバイクの上で食事を済ませた。


市道から県道59号線に乗り換える際の道順がわかりにくい。とくに、31km地点にある五差路の進み方がわかりにくい。

五差路の角にある伊藤商店の自販機でペットボトルを購入しようか迷ったけど、そのうちまた自販機に出くわすだろうと思って購入しなかった。五差路を過ぎると初めての上り坂がある。



35km地点の南磯を過ぎると鵜の崎海岸が見えてくる。どうやら日本の渚百選らしく、広々とした景色が美しい。


相変わらず暑く、2本目のペットボトルの水はそこを尽きていた。自販機を探しても全く見当たらない。38km地点のいちりき家の自販機を見つけてほっとした。この先自販機があるかどうか心配だったので、ペットボトルを2本購入した。


42km地点の潮瀬崎にゴジラ岩という観光スポットがある。スタートから1時間45分経過、ここまで24.3km/hのペース。けっこうペースが落ちたのは暑さのせいだと思う。


潮瀬崎を過ぎると、勾配10%ほどのきつい上り坂がお出迎え。ゴールまでの残り24km区間は、男鹿半島西岸を北上したんだけど、ずっと上ったり下ったりの繰り返だったし。


肺も元気だし、脚も残っているんだけど、何だか調子が悪い。上り坂でスピードが落ちると風が当たらないため体から熱が逃げない。熱中症気味なんだろうか、頭がクラクラする。水をガブガブ飲んでも症状がよくならない。ほとんど見当たらない日陰を見つける度に水分補給と携行食補給を繰り返した。自販機は全く見当たらないので、いちりき家でペットボトルを2本購入しておいてよかったと思った。


死に物狂いでゴールの男鹿水族館に到着。56kmを2時間37分で走り、平均速度は21.3km/h。

参考データ:http://connect.garmin.com/activity/247749310

自動車で水族館に来た相方と合流。自動車にロードバイクを積んで家路についた。帰り道の自動車の助手席でくつろいでいると足がつりまくった。あれだけ汗をかいたから体内の塩分が足りなくなったんだろう。30℃を超える暑さの中でサイクリングするのって大変だなと思った。

男鹿半島①(前半戦)

場所: 日本, 〒010-0673 秋田県男鹿市戸賀塩浜壺ケ沢 男鹿水族館GAO
相方は、連日のサイクリングで疲れているようだ。しかし、わたしは不完全燃焼気味。今日は単独で走ることにした。目的地は男鹿水族館。秋田男鹿自転車道を使いながら男鹿半島の先端を目指す予定。

先立って、秋田男鹿自転車道の情報が少なくて困った。起点となるらしい、秋田市山王2丁目交差点まで自動車で移動。ここからが自転車道ですよという看板は見当たらない。自転車道らしきものも見当たらない。そのまま自動車を走らせていたら、自転車道らしきものを発見した。


ちょっと広めの歩道に黄色いセンターがあるだけ。自転車道と呼ぶにはお粗末な感じ。その先に見える、道の駅秋田港(秋田ポートセリオンタワー)からスタートすることにした。

自動車からロードバイクを降ろしている間にも汗がダラダラと落ちる。30℃を超えるような暑さの中でのサイクリングは初めての経験。ボトルを忘れたため、ペットボトルを背中のポケットに押し込んだ。11時に出発。


県道56号線を6kmほど走ると、秋田男鹿自転車道という看板があった。この地点から本格的な自転車道という雰囲気。ただ、路面の状況が悪いので、引き続き車道を走ることにした。


案内図の看板があり、これは貴重な資料だなと思って写真を撮った。


国道101号線に乗り換え、13km地点の道の駅天王(グリーンランド天王)のあたりでは、海辺から少し離れたところを走る。走行中は暑さを感じにくいんだけど、信号待ちで紫外線が肌に突き刺さるような暑さを感じる。スタートから30分で1本目のペットボトルの水を飲み干した。自販機で2本目を購入。ここまで27.7km/hのペース。


船越水道にかかる男鹿大橋の直前、19km地点のなまはげ案内所の前を通過。高さ15mと12mのなまはげ像が手を振って応援してくれた。


道路は少しずつ西向きになる。28km地点に船川港比詰交差点がある。ちょうど、なまはげライン経由のルート(21km)とおが潮風経由のルート(29km)の分岐点となっている。


海岸線に沿って走りたいので、おが潮風経由のルートを選んだ。スタートからゴールまで約60kmとなるため、ちょうどここが中間地点となり、前半戦終了といった具合。スタートから1時間5分経過、ここまで25.8km/hのペース。

②に続く。

2012年8月19日日曜日

田沢湖一周

場所: 日本, 秋田県仙北市田沢湖田沢
昨日の奥入瀬渓流サイクリングに引き続き、今日は田沢湖でサイクリングをする予定。

まず、宿泊地の八戸市を出発して盛岡市に立ち寄ることに。焼肉屋さんで冷麺、石焼ビビンバ、焼肉などを食べて栄養補給。


田沢湖に到着。八戸市からの移動時間は3時間。自動車から降りると、避暑地という感じの涼しさはない。湖畔の標高は200~300m、ふつうに暑い。


大きな駐車場を有する田沢湖レストハウスをデポ地とした。炎天下の中、相方と一緒に田沢湖一周21kmのサイクリングに出発。ずっと平坦な道が続いている。日陰も多く涼しい。


1/4ほど走ったところに御座石神社がある。鳥居のある景色が厳島神社っぽい。見る角度にもよるけど湖水が青く見える。昨日の十和田湖と同じように、田沢湖の水質もかなりきれいだ。


半周ちょっと走ったところに辰子像がある。金塗りの女体が湖面に浮いているといったもの。今日は湖面が低いので浮いている感じじゃない。


3/4ほど走ったところにたつ子茶屋がある。茶屋のそばからサイクリングロード伸びているようだ。しかし、道幅が狭く路面状況もよくなさそう。サイクリングロードは利用せず、そのまま車道を走ることにした。


残り1/4の区間は、ちょっとした上り坂と下り坂がある。


21kmを58分で走り、平均速度は21.6km/h。

その後、自動車に乗って秋田市に向かった。田沢湖から秋田市まで2時間かかった。夜は、居酒屋さんで比内地鶏を食べた。


さて、明日はどこを走ろうか。

参考データ:http://connect.garmin.com/activity/247749328

2012年8月18日土曜日

奥入瀬渓流

場所: 日本, 〒034-0301 青森県十和田市奥瀬 奥入瀬渓流
今日は、相方と一緒に田沢湖の奥入瀬渓流でサイクリングする予定。自動車にロードバイク2台を積んで東北自動車道を北上する。

デポ地は渓流の駅おいらせ(奥入瀬渓流観光センター)。十和田湖を観光してからデポ地に向かうため、安代ジャンクションから先も引き続き東北道を移動した。国道103号線沿いにある発荷峠展望台のそばを通ると十和田湖が見えた。湖とか海が見える瞬間の開放的な感じが好き。


奥入瀬渓流に向かうためには、湖の周りを反時計回りのルートで移動する方が近い。しかし、標高1000mのところにある御鼻部山展望台からの眺めを楽しみたいため、時計回りのルートで移動することに。

道の途中から、勾配7~10%くらいのきつい上り坂がある。上り坂を10km進んだ先の御鼻部山展望台に到着。展望台からの壮大な景色を楽しんだ。湖面からの標高差は500m、切り立った崖を見下ろすと身震いするほど。


奥入瀬渓流に向かうために、引き続き時計回りのルートで移動すると、崩落のために車両通行止めとなっていた。しかたなく、迂回ルートで渓流の駅おいらせに向かった。


渓流の駅おいらせに到着。自宅からの移動に6時間以上かかり、現在時刻は16時半。曇り空の下の谷間ということで時間帯のわりに薄暗い。急いでサイクリングの準備をしていると、ボトルがない。そう言えば、先日の桧原湖サイクリングではポンプを忘れたっけ。全く反省が行かされていない。


ボトルがないから、仕方なくペットボトルを背中のポケットに押し込んで出発。奥入瀬渓流の道のりは、片道13kmちょっとの上り坂。標高差280mだから平均勾配2%。ゆるい上り坂という感じで息が切れることもなく、ゆったりと渓流を眺めながらサイクリング。十和田湖の湖畔では夕方の日差しがまぶしかった。


遊覧船乗り場に移動。景色がよいのはもちろんのこと、水質がかなりきれいなことに驚いた。ロードバイクの記念写真を撮った。正直、こういう記念写真を撮る機会は珍しい。あまりの景色の美しさに思わずシャッターを切ってしまった。


奥入瀬渓流を引き返すことに。良さそうなところで渓流の写真を撮った。ライトを点灯するほどけっこう暗くなっていたため、スマホの撮影モード(シャッター速度が遅いモード)を工夫してみたら、流れるような写真を撮ることに成功。相方と一緒に喜んだ。


27kmを1時間19分で走り、平均速度20.3km/h。

参考データ:http://connect.garmin.com/activity/247749357

その後は、自動車に乗って宿泊地である八戸市に移動。居酒屋さんで海産物の味を楽しんだ。


翌日の予定を話し合った。十和田湖一周をしようかというプランもあった。しかし、一部が通行止めになっているから無理。もともと無謀なプラン立てていたこともあり、通行止めが都合のよい言い訳となった。

明日は、田沢湖をサイクリングすることに決めた。

2012年8月16日木曜日

丸森大橋

場所: 日本, 宮城県伊具郡丸森町大舘
今日は猛暑日。昼は河原でBBQを楽しんだ。帰宅してニュースを観ていたら、丸森町では36.1℃を記録したらしい。今日は丸森町までサイクリングに出掛けることに決めた。丸森町近辺の道に不慣れなため、あらかじめグーグルマップで入念に調べてから出発。

まずは隈西広域農道を南下した。信号がないのと広々とした景色がよい感じ。ほとんど平坦な道のりで丸森橋に到着。ここの眺めは絶景だと思う。ゆったりとした時間の流れを感じる。国道113号線を角田側に走った。



その後、角田警察署のある交差点を右折する予定だった。角田橋を渡って角田市陸上競技場のわきを通過、県道28号線を使って北上するという流れを計画していた。

しかしどうしたことだろう、成り行きであるT字路を右折してしまう。右折後も国道113号線が続く。角田橋を渡っているはずが見覚えのない橋。どこを走っているのかよくわからない状況に陥る。



勾配が徐々にきつくなり山間部に入る。左折して県道28号線に入る交差点を探しているのに見つからない。スマホで現在地点を確認すると、大沢峠を越えて相馬市に向かおうとしているようだ。あわてて国道113号線を引き返し、スマホをいじりながら県道28号線を探し出した。はっきり言って看板標識がわかりにくい。


県道28号線を北上していたら、角田市陸上競技場を発見する。当初の予定とは違うルートを走っていたことに気付く。どこで間違ったのか意味不明なんだけど、とりあえず県道28号線を北上しているのは確かだからよしとした。それはともかく、県道28号線は信号がなくて景色もよいため気分よく走れた。


その後、県道14号線に乗り換えて亘理町を経由しながら家路についた。


帰宅してから、どこで道を間違ったのか調べてみた。どうやら、見覚えのない橋の正体は丸森大橋だったらしい。5月31日に開通したんだけど、今日現在、グーグルマップに丸森大橋は存在しない。道を間違えてもしょうがなかったなと。

参考:http://www.pref.miyagi.jp/ok-doboku/douro_1/jigyou-gaiyou-tateyamaBP.html

走行記録は、走行距離70km、平均速度26km/h。

自販機で飲用水を購入する以外は休憩なしで2時間40分走り続けたんだけど、愛用しているendomondoというアプリによると消費カロリーは2000kcalとのこと。補給食はカーボショッツ3つ(約360kcal)。体内に蓄えられるグリコーゲンの上限は1800kcalらしいけど、補給食なしでもハンガーノックにはならなかったような感じ。脂肪からのエネルギー供給もプラスすれば、上限はもっと高くなるということなんだろうか。

2012年8月14日火曜日

桧原湖④(裏磐梯スカイバレーHCの下見)

場所: 日本, 山形県米沢市関
裏磐梯スカイバレーヒルクライムのコースを自動車で上ってみる。全長約16km。

参考:http://www.kitashiobara-shoukoukai.com/hillclimb/

休暇村裏磐梯がスタート地点。休暇村ホテルに自販機がある。


県道2号線を北に進む。早稲沢地区にある小椋商店(標高820m)までの6.4km区間は、うねうねした道が続く。微妙に上ったり下ったりする。


小椋商店のあるT字路を直進する。小椋商店にある自販機があり、これ以降ゴールまでは自販機がない。ゲート(標高900m)までの1.8km区間はゆるい勾配の上り坂。



ゲートを過ぎ、標高1400mまでの5.9km区間は勾配がきつい。


東鉢山七曲り(標高1200~1300mm)がある。展望台から眺める裏磐梯の景色が美しい。


標高1400mを過ぎ、ゴールまでの1.2km区間は勾配が緩やかになる。


ゴールは白布峠駐車場。駐車場はけっこう広くてトイレもある。