2018年12月23日日曜日

ローラー部屋づくり④(防振パッド)

場所: 日本、宮城県
ローラー部屋づくりの第4話は、騒音被害を軽減するために対策を施すこと。具体的には、自家製の防振パッドづくりに挑戦する。


現在の使用状況としては、ローラー台を2階の床の上に直接置いている。嫁さんに手伝ってもらい、現状での騒音被害を確認した。2階の子供部屋でローラー台を使ってみる。廊下を挟んで向かい側にある寝室で昼寝をしてもさほど気にならないそうだ。下のリビングでテレビの音が鳴っていても、低周波の音が結構気になるそうだ。つまり、床から下の部屋に伝わる振動による騒音被害が最も大きい。


ちなみに、屋外でも確認した。35km/hくらいまでは気付かず、それを超えると徐々に気付き始めるそうだ。静まり返った屋外でかすかに確認できる状況なので、お隣さんの室内まで騒音が届く心配は少ないと思う。

ローラー台の騒音被害、アパートより一戸建ての方が圧倒的に少ないといううわさ通りの結果になった。そして、今回の騒音被害の問題、家族内での問題ということになる。家庭内での力関係も影響してくるのかなと。

さて、ローラー台から床に伝わる振動を軽減させてみようと思う。簡単に思い付くのは、ローラー台と床との間に物を挟む方法。防振パッドづくりの始まり始まり。

参考:http://www.growtac.com/?page_id=1022

GROTAC製のブルカット2が出回ってるね。ただ、スポンジ系では強度不足だと思う。振動を吸収できたとしても、不安定になる恐れがある。その不安定な動きから、振動が増加することも懸念される。硬さの異なる材質を2つ重ねた工夫については、なるほどなと感心させられた。


パナソニック製のドラム洗濯機NA-VG700を使っていて、重量70kgを4脚で支えている。ローラー台12kgバイク8kg体重65kgとして、重量85kgを6脚で支えている。1脚あたりの重量がほぼ同じなんだな。そのため、洗濯機用に使わているようなゴム系の硬めのやつが向いていると思う。

ゴムの本来の性能を発揮するために、最上部に鉄板を重ね、圧力を均等に分散させるよう工夫した。ブルカット2の2層構造にヒントを得てジェルをサンドイッチしたんだけど、鉄板とゴムを簡易的に接着する役目も兼ねている。6脚分を2セットつくった。


試乗してみると、騒音被害の軽減に関して一定の効果が得られた。ただ、6脚がそれぞれ独立して揺れるため、ローラー台本体がねじれるような印象を受ける。その影響で新たな不快音が発生するようになった。


その後、7つ目の小さな脚1つの存在に気付いた。7脚目をつくらなかったことが原因でねじれていた可能性があるかも知れない。しかし、根本的な解決に至らない気がするので、いったん防振パッドづくりから足を引くことにした。

付け加えて、効果を高めようと防振パッドを厚くするほど困ったことが起きる。まず、床から離れてしまうので乗り降りしずらい。さらに、フローティング式ゆえの悩みというか、車輪が防振パッドからずっこけないかと心配になる。