2015年8月22日土曜日

東北一周(まとめ編)

場所: 日本, 宮城県
1199kmの旅が終わった。あれから一週間・・・脚の疲労感とお尻の痛みは解消済みなんだけど、右膝と両手の痛みが残ってる。それと、北海道一周や九州一周など、欲が出てきた今日この頃。旅のまとめ記事を書いてみる。


<はじめに>

出発前の記事でも触れたけど・・・以前からロードバイクの旅に興味があった。さらに、田中陽希さんのグレートトラバースという番組に後押しされる形となった。

参考:http://www.nhk.or.jp/greattraverse/
参考:http://www.greattraverse.com/

<まずお礼>

9日目までサポートカーを出してくれた嫁、メールやブログコメントで激励してくれた方、自動車から手を振ってくれた方、写真撮りましょうかと声を掛けてくれた方・・・ありがとうございました。

<東北一周1000kmという計画>

1日100kmペースは、わたしのようなロードバイク初心者でも十分こなすことができる計画だと思った。プロフィールにも書いている通りの、運動神経も体力もない自分でも達成できたんだからね。ただ、スケジュールの確保、旅費の確保、家族の理解、自分の意思、この辺の諸条件もクリアしないと実現は難しい。

<旅行中の話>

初日、仙台市から盛岡市まで200km近く走った。たぶん気負いすぎたんだろうな。それが原因でお尻が痛くなり、それをかばうために膝を痛め、さらに手を痛めた。連日走行するため修復する時間がないわけ。今後のロングライドに役立てようと思う。

<旅の目的>

序盤、サバイバル的に距離を伸ばすことだけを考えていた。途中から、同じような自転車仲間や地元の方たちと、もっとコミュニケーションを取った方がよいと感じ始めた。なぜなら、自宅近くの定番コースを何十周して1000km走りましょうという話じゃなくて、東北一周しているわけなんだな。

<さいごに>

もちろん、東北一周を達成できた満足感もある。しかしながら、この歳になって夢をもつことができた、これが最大の喜びだったのかも知れない。田中陽希さんに感謝したい。

参考:https://www.google.co.jp/maps/

同じような旅を計画している人がいるかもしれない。以下、参考になりそうな情報をおまけ程度に。

<車両重量8.6kg>
・夏場ということでダブルボトル仕様
・耐パンク性能の高いタイヤとチューブを装着

<バックパック重量2.2kg>
・必要最低限の荷物に留める
・コンビニで現地調達できる物は積まない

<ルート設定>
・幹線道路は利便性が高い
・道の駅などのスポットを押さえる
・線路沿いなら輪行で帰還しやすい
・ルートラボの想定時間が目安になる
・100kmの経過時間は6~7時間(ネット平均速度15km/h)
・150km以上は翌日に疲れが残る
・山形県と福島県の間はトンネルが多い

<補給>
・しっかり朝飯を食べる
・発汗したらスポーツ飲料水を飲む
・50~60km毎に1食分の食事ペース
・お昼の時間帯のお店は混む
・炭水化物を効率的に摂取する
・ウィダーinゼリーでカロリー調整する

<ライディング>
・長期日程では脚筋の疲労より尻や手の痛みが上回る
・距離を伸ばしたいなら負荷の掛からない走りに徹する
・こまめに乗車姿勢を変えて各部の負担を緩和する
・完全回復に2日程度要する
・背荷物は最低限に留める
・ロングライド用のウェアを選ぶ方法もある

<宿泊>
・輪行袋に収納してから客室に持ち込む
・大都市ほど予約が取りやすい
・翌日のルートも考えて宿泊先を決める
・キャンセル料0%の宿もある
・コインランドリーを備えた宿にすべき

<夏ライド>
・日照時間が長いから距離を稼ぎやすい
・ウェア類の持ち物が少なて済む
・雨に濡れても体調を崩しにくい
・熱中症対策として冷凍アクエリアスで頸椎を冷やす

<その他>
・天気予報で気温や風向きのチェック
・自販機用の小銭を確保する
・道の駅に立ち寄ると仲間に会える
・のぼり旗(東北一周など)をぶら下げてアピールすると声を掛けてもらいやすい

参考:東北一周(計画編)
参考:東北一周①(宮城県庁⇒岩手県庁)
参考:東北一周②(岩手県庁⇒鹿角市役所)
参考:東北一周③(鹿角市役所⇒青森県庁)
参考:東北一周④(青森県庁⇒能代市役所)
参考:東北一周⑤(お休み)
参考:東北一周⑥(能代市役所⇒酒田市役所)
参考:東北一周⑦(酒田市役所⇒山形県庁)
参考:東北一周⑧(山形県庁⇒米沢市役所)
参考:東北一周⑨(米沢市役所⇒猪苗代町役場)
参考:東北一周⑩(猪苗代町役場⇒白河市役所⇒郡山市役所)
参考:東北一周⑪(郡山市役所⇒福島県庁⇒宮城県庁)
参考:東北一周(まとめ編)
参考:ロードバイク日本一周

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