2023年9月30日土曜日

グランフォンドピナレロ八ヶ岳2023(準備編)

場所: 日本、〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545−1 清里の森

あこがれのピナレロのバイクを購入してもうすぐ1年。グランフォンドピナレロ八ヶ岳2023の存在が気になっていた。

参考:https://gf-yatsugatake.jp/

理由は、ピネレロ協賛のイベントだから。開催地は、仙台から自動車で6時間かかる山梨県。結構遠いけど、せっかくなので参加することに決めた。

今回のコースは100km。いつもの週末ライドの違いが3つ。

獲得標高2000mが1つ目の特徴。距離だけで判断すると、休日のライドで100km走っている自分にとって難しくない。ただ、獲得標高がいつもの2倍なので、平均勾配がいつもの2倍ということになる。

スタート&ゴール地点が最も標高が高いのが2つ目の特徴。大雑把に言うと、60km下って40km上るというコースレイアウト。普段のライドでは、麓から山頂まで上って麓まで下るパターンがほとんど。今回は、いつもの逆。

高原の中を走ることが3つ目の特徴。コースの標高が500〜1500m。自分の場合、9月まで半袖ジャージ、10月から長袖ジャージ。9月末10月頭は、衣替えのタイミングでウェア選びに迷う。地元仙台ならともかく、標高1500mにある土地勘のない高原地帯の気温が予想しにくい。

1つ目と2つ目に関しては、60kmの下りで体力を温存し、40kmの上りでパワーを出し切る作戦で行こうと思う。3つ目に関しては、現地で試走するしかないと思った。

本番2日前の金曜の19時半に仙台を出発、途中仮眠を取りながら翌朝6時半に現地入り。

気温は、北杜市20℃(天気予報)に対して、スタート15℃(自動車の外気温度)と低い。事前に予想していた通り、標高差1000mが影響している。翌日のスタート時刻に合わせて試走することで翌日のウェア選びの参考にすることにした。

長指グローブ&半袖ジャージ&ウィンドブレーカー&ウォーマー&ビブショーツを着て、スタート直後の坂道を7往復(獲得標高600m)してみた。どのくらい体が冷えるのか確かめた。気温が上昇するに従ってウォーマーを順次脱げば大丈夫そうだ。

13時に受付を済ませた。スマホで参加票を提示しようと思ったら通信障害でアクセスできなかった。自分と同じように困っている人がたくさんいた。受付の人に名前と生年月日を伝えたらオッケーだった。

参考:http://himawari-ichiba.com/event/

先日テレビ番組で紹介されたひまわり市場というスーパーで買い出し。

15時ちょうどにチェックイン。部屋呑みを楽しんで21時に就寝。明日は、7〜9時半の好きな時間にスタートして大丈夫。3〜4時あたりに起床する予定。

2023年9月17日日曜日

ツールド東北2023気仙沼フォンド(本番編)

場所: 日本、〒986-8580 宮城県石巻市南境新水戸1

 4回目の参加となるツールド東北、今回は気仙沼フォンドに挑戦する。

http://tourdetohoku.yahoo.co.jp/2023/

前回の南三陸フォンドは、距離170km、獲得標高2000m。今回の気仙沼フォンドは、距離210km、獲得標高2300m。約1.2倍のスペックだ。

使用機材は、1年前に購入した3号機プリンス。イベントやレースで使用するのは今回が初めて。念のため、盗難保険に入っておいた。

事前に気仙沼フォンドと同じようなコースを使って、実際にシュミレーション走行してみた。公式HPのコース情報の中で紹介されているモデル走行タイムより30分遅かった。サイコンの平均速度25km/h、休憩時間120分、約10時間半。制限時間12時間なので、大きなトラブルに見舞われない限り、ほぼ間違なく完走できると思っている。

受付は当日なんだけど万全の状態で出走したいため前泊した。この宿の確保が大変だった。エントリー開始の4月の段階で、どのホテルも満室。開催日の直前にキャンセルが出たため、かろうじて確保することができた。ちなみに、前回も同じパターンだった。今回の宿、輪行袋に入れなくても客室に持ち運ぶことができて使い勝手が良かった。チェックイン15:00、買い出し15:30、夕食16:00、就寝18:00。睡眠時間を確保するため、2週間前から少しずつ早寝早起きの生活に切り替えておいた。普段の生活から4時間早めにスライドするたのに2週間。平均で1日あたり20分早めるわけだけど、独身ならともかく、育児しながらとなると結構大変。この辺、妻の協力もあって乗り切ることができた。

起床1:00、朝食600kcal摂取。排泄を済ませてチェックアウト4:00。長距離ライドの走りの質は、出発前の体調管理でほぼ決まると思う。

集合時刻4:50に合わせて現地入り。日の出前の夜間走行で迷子になりかけた。ナビを使った方が無難。今回の気仙沼フォンドは、集合時間が最も早い。気仙沼フォンドに必要な人しかいないため閑散としている。トイレもガラ空き。出走人数が少ないためなのか、スタート地点に長蛇の列ができることもない。

5:30から順次スタートとなり、自分の出走は5:37だった。コースクローズが17:30なので、ほぼ12時間以内にゴールすればよいことになる。

スロースタートで徐々にペースを上げる作戦で臨んだ。走行速度を上げるより、休憩時間を短くするよう心掛けた。走行中は、上り坂でパワーを使って追い抜き、下り坂を漕がずに進んで休憩するパターンを繰り返す。各エイドの休憩時間は7〜8分。飲み食いしたらすぐバイクに戻る。これを繰り返すことで、例え走行中に追い抜かれても休憩後に追い抜くような展開になった。

同じ速さのバイク同士で自然と集団走行が形成される感じ。前方のサイクリストを風除けにするため体力の温存になる。距離の長いフォンドほど集団走行を活用する印象。余談として、ローテーションに協力する人、しない人が混在する感じで不公平感があるなと思った。

残り30kmは、余力を出し切るような感じで走った。北上エイドステーションから北上大橋までの10kmは追い風。さらに今回は、石巻市追波川河川運動公園までの10kmも追い風だ。最後の10kmは向かい風でしんどい。2人でローテーションしながら40km/h巡航、疾走感を感じながらゴールすることができて気持ちよかった。

今回は、朝食をきちんと食べた。そのため、エイドステーションで提供される料理を食べれば空腹を感じずに済んだ。地元の海産物を中心に提供された。女川汁、めかぶ乗せ冷やしワカメうどんが美味しかった。水分補給に関しては、日差しが弱かったため気を使わずに済んだ。

結果は、経過時間9時間ジャスト。モデル走行タイムより1時間早くゴールすることができた。ネット平均速度27.1km/h、グロス平均速度23.4km/h、休憩時間75分。休憩時間を1時間短くしたことが時間短縮につながった。公式コースマップの予想到着時刻14:40〜17:25に対して14:37に到着したので参加者の中でも早かった方だと思う。

参考データ:https://connect.garmin.com/modern/activity/1204121461

2023年9月10日日曜日

ツールド東北2023気仙沼フォンド(シュミレーション編)

場所: 日本、〒986-8580 宮城県石巻市南境新水戸1

ツールド東北、今年で4回目の参加になる。

参考:http://tourdetohoku.yahoo.co.jp/2023/

女川雄勝フォンド→北上フォンド→南三陸フォンドとステップアップして、今回挑戦するのが気仙沼フォンド。

参考:ロードバイク日本一周

長期休暇の際に1日100kmペースでの自転車旅を楽しんでいるものの、気仙沼フォンドのコースが結構ハードだなと心配している。距離210km、獲得標高2300m、どちらも達成したことがないから。これまでの単発のライドの中で最も過酷だったのは、南三陸フォンドの距離170km、獲得標高2000mかな。以下、完走について考えてみる。

http://tourdetohoku.yahoo.co.jp/2023/

まず、制限時間の話から。距離の長いフォンドほどスタート時刻が早く、どのフォンドも17時半にコースクローズとなる。

女川雄勝フォンド65km:約8時間
北上フォンド100km:約10時間
南三陸フォンド150km:約11時間
気仙沼フォンド210km:約12時間

ただ、これまで3回参加した経験から、スタート時刻通りに出走するのが難しいことを知っている。集合待機列の始発組から順次出走するため、最終組の出走まで時間差がある。そのため、「出遅れることで制限時間が不足する分」を考慮しなくちゃいけない。

http://tourdetohoku.yahoo.co.jp/2023/

次に、公式HPのコース情報の中で紹介されているモデル走行タイムの話。停車時を含めた経過時間(停車時を除いた平均速度)で記載されていて、それをもとに休憩時間を割り出すことができる。

女川雄勝フォンド65km:約4時間30分(平均16km/h)→休憩30分
北上フォンド100km:約6時間(平均19km/h)→休憩55分
南三陸フォンド150km:約8時間(平均22km/h)→休憩86分
気仙沼フォンド210km:約10時間(平均26km/h)→休憩120分

気仙沼フォンドと同じようなコースを使って、実際にシュミレーション走行してみた。モデル走行タイムの通り、休憩時間120分を守ることができた。しかし、サイコンの平均速度26km/hを維持できず、25km/hで約10時間半かかった。それでも、制限時間に対して1時間半の余裕がある感じ。

ただ、これまで3回参加した経験から、休憩時間を守るのが難しいことを知っている。モデルの休憩時間は、各エイドステーションを利用するために最低限必要な時間として設定されている。そのため、「混雑することで休憩時間が超過する分」を考慮しなくちゃいけない。

制限時間とモデル走行タイムの話をまとめる。平均速度25km/hを守った上で、「出遅れることで制限時間が不足する分」+「混雑することで休憩時間が超過する分」が1時間半以内であれば完走できる。

ツールド東北では、走る楽しみだけでなく、食べる楽しみもある。

エイドステーションでご当地のおいしい食べ物が用意されているものの、カロリーの観点から携行食を準備すべきかどうか迷っている。摂取カロリーが足りないような気がするから。以下、補給について考えてみる。

17km女川AS:女川汁(180kcal)
37km雄勝AS:ホタテ焼き(130kcal)
60km神割崎AS:鮭わかめごはん(250kcal)
84km歌津AS:細工蒲鉾(30kcal)
101km大谷海岸AS:ピーナツクリームサンド&いちごシャーベット(369+120=489kcal)
127km波路上伝承館AS:ホタテ炊き込みご飯&磯のりのみそ汁(250+30=280kcal)
148km歌津AS:口どけプリン(264kcal?)
161kmホテル観洋AS:フカヒレスープ(100kcal)
173km神割崎WS:
182km北上AS:冷やしわかめうどん&味付けめかぶトッピング(330kcal)

まず、摂取カロリーの話から。素人なりに計算して合計2000kcal。1時間毎(20km毎)に平均200kcalずつ摂取するようなイメージ。

次に、消費カロリーの話。サイコンの計測データによる3300kcal消費したようだ。単純にひき算すると、摂取カロリーが1300kcal足りないように見える。しかし、糖質と一緒に脂肪が消費されるため、消費カロリーと同じ3300kcalを摂取する必要はない。

参考:ダイエット④(補給率)

  • ゾーン2(60-70%)脂肪燃焼:補給率1/2(50%)
  • ゾーン3(70-80%)有酸素運動:補給率2/3(66%)
  • ゾーン4(80-90%)無酸素運動:補給率4/5(80%)

補給率とは、補給を数値として可視化したもの。ロングライドを積み重ねる中で自分で見つけた物差し。シュミレーション走行の平均心拍数はゾーン3だった。消費エネルギー3300kcalの66%である2200kcal摂取すればよい。ライド前の朝食で200kcal摂取すればよい。