2011年12月31日土曜日

多摩CR2011年12月

場所: 日本, 東京都大田区
12月28日に出発し、3泊4日して大晦日に宮城に戻った。多摩CRを走ったのは29日、とても天気がよく風もなくて走りやすかった。グルメ探訪もして、楽しい旅だった。

走行日当日の朝、ホテルの朝食バイキングを多めに食べた。11時にスタートして、13時に折り返し地点に到着、休憩は取らずにそのまま走行を続けた。全体の残り3/4のところで疲れ果て、コンビニで肉まん1個を食べながら15分ほど休憩を取った。ホテルに戻ったのは15時半くらいだった。


多摩CRには、たくさんのロードバイクであふれていて、目の保養になった。また、走行ペースが落ちないように、少し先を行くロードバイクに引き離されないように走った。こういったことは、宮城県の田舎道ではなかなか味わえない。わたしにとって多摩CRとは、とても刺激的なところだ。

今回は、ロードバイクに乗り換えて初めての多摩CR。クロスバイクのときは、相方と一緒に多摩CRを2度走っている。2回目は半年前の5月だった。そのときの記録と、今回の記録を比べてみる。

2011/5/4(クロスバイク)
走行距離:92.82km
走行時間:4h:32:42s
平均速度:20.4km/h
最高速度:29.5km/h

2011/12/29(ロードバイク)
走行距離:90.46km
走行時間:4h:06m:02s
平均速度:22.6km/h
最高速度:35.4km/h

平均速度が2km/hしか上がらなかったのがくやしかった。敗因としては、これまで多摩CRを走ったときは、相方と一緒だったために休憩を多めにとっていたけど、今回は休憩をほとんどとらなかったことだろう。また多摩CRを走りたいと思っている。次回の多摩CRでは平均速度25km/hを目標として、それまでの練習をがんばりたい。

今回の3泊4日の旅の宿は、ポイントやクーポン券を利用して安く泊まることができた。通常価格のおよそ7割に抑えることができた。

宮城から東京までの往路の高速道路料金は3200円、当初の見積もりより高くついたので復路はすべて下道を使った。完全無料化に該当する区間は安いけど、休日1000円と比べると高い。そもそも民主党は、高速道路完全無料化をマニフェストのひとつとして掲げていた。4ヶ月間だけとは言わず、東北地方の太平洋側の地域だけとは言わず・・・。

ガソリン代は、ハイオク仕様のターボ車、4WDなので燃費が悪い。リッター10kmくらい。往復で1000km走ったので、100リッター×150円として15000円。

3泊分の宿泊費と交通費で、合計34900円。1人あたり17450円。3泊4日の旅としては、けっこう安く抑えたと思う。

叙々苑を訪問する予定だったけど、味のわりに高いような評判だったので、結局行かなかった。そのかわり、東京都内で最もおいしい讃岐うどんが食べられると評判のお店「手打うどん すみた」、食べログで喜多方ラーメンのランキング1位のお店「食堂なまえ」などに立ち寄った。

手打うどん すみた(かしわおろしぶっかけ750円)
食堂なまえ(極太手打ちラーメン520円)

旅行中いろいろ食べ歩いたので、宿泊代と交通費代と同じくらいの出費になった。自転車に乗って運動したわりには、それを上回る食べっぷりで、お腹まわりが悲しいことになってる。

2011年12月26日月曜日

Michelin PRO4 Service Course(購入編)

場所: 日本, 宮城県
ミシュラン製のDynamic Sportsというタイヤが2日前にパンクして使い物にならなくなった。そして、注文していた新しいタイヤとチューブが届いた。

タイヤはPRO4 Service Course、チューブはAircomp Ultra-lightを選んだ。どちらもミシュラン製。ネットで好評価を得ているPRO3の後継モデルとして、この秋に発売されたばかりのもの。チューブは、クロスバイク時代にはパナレーサー製のR'AIRを使ってきたが、新調するタイヤと同じミシュランで揃えてみた。

Michelin PRO4 Service Course
重量:203g
参考:http://www.michelinbicycle.com/michelinbicycle/index.cfm?event=pro4sc.view

Michelin Aircomp Ultra-light
重量:76g
参考:http://www.michelinbicycle.com/michelinbicycle/index.cfm?event=Aircompul.view

パンクしたフロントタイヤと同時にリアタイヤも交換した。新品のタイヤには梱包のクセがついていて、ホイールにはめるのにひと苦労した。すべての作業を終えるまでに1時間ほどかかった。 タイヤ2本で156g、チューブ2本で6g、合わせて162gの軽量化となった。

2011年12月24日土曜日

パンク

場所: 日本, 宮城県
ここ数日雪が降っている。積もってもすぐに消える程度。今日は路面は乾いているから走れるコンディションなんだけど、最高気温5℃とけっこう寒い。年末の多摩CR旅行を目前に控えていること、寒さ対策用のサイクリングウェアを購入したことから、気合いを入れてサイクリングに出かけた。

走り出してすぐ、ブレーキをかける度に、フロントブレーキシューからシュシュ~という摩擦音が出るのに気がついた。ブレーキシューに砂でも噛んでいるのかなという程度で深く考えず、様子を見ながら走ることに決めた。そこから少し走ったところで、パンッと音が鳴り、タイヤの空気が一気に抜けた。パンクだ。

自転車から降り、ブレーキまわりを確認した。ブレーキレバーを握ると、ブレーキシューがタイヤのサイドウォールに接触する。どうやら、ブレーキシューの取り付け位置が不適切であったようだ。自宅に戻って詳しく調べてみたところ、サイドウォールを貫通してチューブにまで傷が達していた。


どうしてサイドウォールに接触したのか、決定的な要因がわからないからスッキリしない。ブレーキシューの取り付けにも、ホイールの装着にも問題はなかった。少し気になったのは、ブレーキケーブルの遊び調整をした際に、左右のブレーキシューの高さが変化したかも知れないということ。

タイヤとチューブはもう使えない。多摩CR旅行に間に合わせるために、新しいタイヤとチューブを急いで注文しないと。

PEARLIZUMI ピスネーム

場所: 日本, 宮城県
パールイズミのピスネームとは、推奨気温が一目でわかるカラーシステムのこと。

参考:http://www.pearlizumi.co.jp/reco/pisn/


ウェアに付いている小さなタグの色によって、推奨気温が一目でわかるようになっている。黄(15℃)、オレンジ(10℃)、赤(5℃)、黒(0℃)といった具合だ。気温については、気象庁のサイトで月ごとのデータを参考にしながら購入している。

10月(5月):最高19.4℃、最低11.2℃、平均12.5℃→黄
11月(4月):最高13.7℃、最低5.2℃、平均9.4℃→オレンジ
12月(3月):最高8.4℃、最低0.9℃、平均5.7℃→赤
 1月(2月):最高5.3℃、最低-1.7℃、平均1.6℃→黒

最高気温や最低気温ではなく、平均気温を目安にして購入すると失敗が少ないと思う。

2011年12月17日土曜日

Docomo Galaxy SⅡ(購入編#2)

場所: 日本, 宮城県仙台市宮城野区榴岡1丁目3−1
Docomo Galaxy S(SC-02B)からDocomo Galaxy SⅡ(SC-02D)への機種変更を予定していた。11月24日にDocomo Galaxy SⅡ LTE(SC-03D)が発売され、Docomo Galaxy SⅡ(SC-02C)の在庫がなくなる前に購入しようと考えていた。

参考:https://www.docomo.ne.jp/support/product/sc02c/index.html


今月の初め、ドコモオンラインショップで在庫を確認してみたら在庫切れだった。どこのお店も同じような状況だろうと思い、一度は購入をあきらめた。一週間後にヨドバシカメラ仙台店に電話をしたところ、2~3日後に1台入荷するとのこと。以降の入荷は未定らしいので、その電話で予約した。

予約から1週間後にヨドバシカメラ仙台店に足を運んだ。契約を結ぶまでに1時間、受け取りと清算に30分かかり、その間は近所のラーメン屋さんでお腹を満たした。トータルで3時間なんだけど、毎度のことながら、携帯やらスマートフォンの契約は疲れるという印象。内訳がよくわからないままに契約書にサインさせられている感じがしてストレスがたまる。

Galaxy Sは、購入から1年しか経っていない。契約の内容にかかわらず、端末購入サポート解除料7800円が後日請求される。それ以外の明細について。ヨドバシカメラでは、一括払いであれば、ドコモのポイントとヨドバシカメラのゴールドポイントのどちらも使うことができる。

現金販売価格:55,230円
- ドコモのポイント適用額:8,500円
- フォトパネル購入割引20,245円(ダイレクト割:5,250円+その他:15,225円)
- ヨドバシカメラのゴールドポイント適用額:7,127円
= 19,098円

フォトパネルを新規契約することで、約2万円の割引となる。ただし、フォトパネルの契約の解約の時期によって、その割引額が変化する。もちろん、早めに解約するのがリーズナブル。

フォトパネルの契約事務手数料:3,150円
フォトパネルのフォトお便りフォトプラン割解約金:9,975円

自宅に戻った後に、最短で解約した場合の概算をしてみた。フォトパネルの契約を後日すぐに解約したとして、1.3万円が請求されるため、実質的には7千円の割引となる。店頭での支払金額に1.3万円を加えると、今回の支出は2.4万円だったことになるようだ。

今回機種変更をした理由は、endmondoというGPSトラッキングアプリの長時間の使用に耐えうるようにするためだ。本体のバッテリーパックの容量が10%(1500→1650mAh)向上し、ジャケット型電池パックを装着すれば合計容量が2950mAhになる。バッテリーの持ちがどのくらい向上するのかについては、ゆっくりと時間をかけて検証することにする。

せっかく機種変更をしたので、バッテリーの持ち以外のことについても触れてみたい。

CPU:1.0G→1.2GHz
OS:Android2.3
FOMAハイスピード(受信時):7.2→14Mbps
画素数:500万→800万画素
ワンセグ:非搭載→搭載
充電端子の位置:本体上部→本体下部

FOMAハイスピード(受信時)が7.2Mbpsから14Mbpsと2倍になり、ブラウジング速度の向上をどのくらい体感できるものかと期待している。画素数は500万から810万になり、ブログにアップロードする画像の質が向上したらいいなと期待している。 ワンセグ非搭載から搭載になったが、使うことはないだろうから、その分軽量化してもらった方がよかった。充電端子の位置が本体上部から下部になり、卓上ホルダが使えるようになった。

正面から見たサイズは高さ4mm、幅2mm大きくなり、厚さは1mm薄くなった。重量は2g重くなった。おおざっぱに言うと、正面からつぶして平ったくしたような形状で、重さの違いは感じない。全体的な形状は、角の丸みがよりシャープになった。

Galaxy SからGalaxy SⅡへのデータ移行について。電話帳データ(保存先設定は本体)は、電話帳アプリを起動してからBluetooth経由で送信できるが、グループ設定については引き継がれない。アプリ(既Googleアカウントの継続利用)は、マーケットのマイアプリの一覧に購入済みの有料アプリのみ表示され、無料でダウンロードすることができる。

2011年12月15日木曜日

年末年始の多摩CRの計画

場所: 日本, 宮城県仙台市
昨年に引き続き、今年の年末年始も多摩CRを走ろうと思っている。車の走行ルート、宿、グルメなどについて調べているところだ。

これまで東京に行く際は、東北自動車道をひたすら南下して、川口ジャンクションで首都高に乗り換えるルートを使ってきた。12月1日から、東日本大震災による東北地方の高速道路の無料措置が実施されている。

参考:http://www.e-nexco.co.jp/road_info/important_info/h23/1121/

もしかしたら、ルートを変更すれば、高速料金を安く抑えることができるかも知れない。仙台宮城ICから荏原ICまでの最安ルートをドラぷらの高速料金検索で調べた。


白河IC経由ルート
所要時間:4時間15分
距離:372.9km
通常料金:4,950円
ETC割引料金(平日0-4時、平土22-6時):2,710円
ETC割引料金(平日4-6/20-24時、平土22-6時):3,560円
最終SA:蓮田(荏原まで60km)


水戸IC(常磐道)経由ルート
所要時間:4時間32分
距離:388.0km
通常料金:3,150円
ETC割引料金(平日0-4時、平土22-6時):1,810円
ETC割引料金(平日4-6/20-24時、平土22-6時):2,260円
最終SA:守屋(荏原まで50km)


水戸IC(常磐道)経由が最安のようだ。ガソリン代1.2万円(800km、燃費10/L、ハイオク150円/L)を含めても往復1.5万円。二人旅なので、1人当たり往復7~8000円という破格値だ。ちなみに、無料措置以前の料金体系については知らないので、今回の多摩CR旅行に限って言えばの話。

やっかいのは宿。天候が読めないから、宿泊日の指定に困る。空室状況を確認しながら、ギリギリのタイミングで予約する予定。

せっかく東京に行くのだから、おいしいものを食べようと思っている。叙々苑という焼肉屋に行ってみたい。なぜなら、スーパーで買った叙々苑の焼肉のたれが非常においしくて感動したから。

参考:http://www.jojoen.co.jp/

屋焼肉のたれはふつうに買ったら200円前後なのだが、これは630円もする。一度味わったら手放せなくなり、高いな~と思いながらも、ついつい買い物カゴに入れてしまう。

叙々苑の店舗の多くは関東圏にあり、わたしが住んでいる宮城県を含めて東北にはない。今回の旅行はチャンスだ。

2011年12月3日土曜日

TCR COMPOSITE SE 2011はお買い得なのか?

場所: 日本, 宮城県
今から1年前にジャイアントの2011年モデルが発表された。TCRコンポジットSEは、ジャイアントのベストバイモデルとして注目されていたようだ。発表からから1年遅れでTCRコンポジットを購入した後に知った。

わたしがロードバイクを購入しようとした時期(2011年9月)には、TCRコンポジットSEの在庫はなく、TCRコンポジットしか手に入らない状況だった。ただ、どちらも手に入る状況であったとしても、TCRコンポジットを選んでいた。理由は、TCRコンポジットの2トーンカラーの方が好みであること、SHIMANOコンポーネントの方が好みであることの2つ。

今回、愛車TCRコンポジットと、TCRコンポジットSEについて比較してみる。

TCR COMPOSITE
重量:8.2kg
価格:210,000円
コンポーネント:SHIMANO 105

TCR COMPOSITE SE
重量:7.6kg
価格:189,000円
コンポーネント:SRAM APEX
参考:http://www.giant.co.jp/giant11/bike_datail.php?p_id=00000012&action=outline

価格差について。TCRコンポジットSEは、定価で5万円弱の軽量ホイールがおごられているのにもかかわらず安い。つまり、SHIMANO 105よりSRAM APEXの方が圧倒的に安いと読み取れる。

重量差について。SRAMの方が軽いのもあるけど、最大要因はTCRコンポジットSEにALX440SLという軽量ホイールがおごられていることだ。

A-CLASS ALX440SL
重量:1570g(F658g/R912g)
・リム高:23.7mm
・リム幅:19.6mm
・スポーク数:F20/R24             
参考:http://www.giant-pa.jp/aclass/items/alx440sl.html

試しに、TCRコンポジットのホイールの重量を計測したら2000gだった。車体の重量差600gに対して、コンポーネントの重量差は170g、ホイールの重量差は430gという計算になる。

たしかに、新車時のTCRコンポジットSEのコストパフォーマンスは優れている。しかし、後からホイールをグレードアップしてしまうと、高価なALX440SLをゴミ箱に捨てることになる。こうなると、TCRコンポジットSEのコストパフォーマンスは落ちる。ホイールのグレードアップを前提に考えると、TCRコンポジットのコストパフォーマンスが悪いわけではないように思える。

2011年12月1日木曜日

CATEYE TL-LD570-R(作業&インプレ編)

場所: 日本, 宮城県
クロスバイクに乗っていたとき、PanasonicのNL-920Pというテールライトを使っていた。明るさセンサーと振動センサーで自動的に点灯するというオートライト機能が気に入っていた。これをTCRコンポジットに取り付けようと思っていた。

しかし、テールライトのクランプの形状は円、TCRコンポジットのシートポストの形状は丸みを帯びた二等辺三角形。形状が合わないために取り付けることができなかった。

そうこうしていたら、CATEYEからTL-LD570-Rという新商品がリリースされていたことを知った。以前から欲しいと思っていた、オートライト機能とリフレクターのどちらも搭載した商品。わたしのロードバイクの購入の時期に合わせた、個人的にタイムリーな商品だ。

CATEYE TL-LD570-R
光源:レッド色・高輝度LED5個
使用時間:点灯30h、点滅100h、ラピット60h、ロングライフ120h、パルス30h
サイズ:81.4 x 44.3 x 30.3mm
重量:66.8g (電池含む)
使用電源:単4電池×2本
参考:http://www.cateye.com/jp/products/detail/TL-LD570-R/

購入してみたものの、やはり形状が合わないために取り付けることができなかった。CATEYEの補修用キットパーツである取付バンド(5440892)を使えば取り付けられるかもしれないが、作りが安っぽくて納得できたものじゃない。ああだこうだ悩んだ末に、購入時に付属していたリアリフレクターのクランプを流用する方法を思いついた。このクランプは、二等辺三角形のシートポストの形状に合わせた専用のもの。

そもそもリアリフレクターはCATEYE製だった。本体とクランプの接合部は歯車の形状になっていて、適切な角度で歯車を噛み合わせた状態でボルトを締めて固定する。TL-LD570-Rも同じCATEYE製品なので、全く同じ仕様になっている。そのため、リアリフレクターのクランプを流用して、TL-LD570-Rの本体を車体にがっちりと固定することができる。これは大きな前進だった。

小さな問題が残った。左右方向に1cmオフセットしてしまうため、テールライトのセンターが1cmずれることだ。知らなければ気にならないが、気づいてしまうと気になってしまう。精神衛生上よくないなと思った。


そこで少し加工を施した。不要になったリアリフレクターの接合部のみをもぎ取り、それをスペーサーとして挟み込むことでセンターが合うようになった。挟み込んだスペーサーも歯車の形状になっているため、角度調節後に固定することができる。

実際に走行してみたら、かなり明るし、オートライト機能のセンサー感度もちょうどよい。サイズが大きいところが気になるが、安全にはかえられないし、総合的にかなり満足している。

Docomo Galaxy SⅡ(購入編)

場所: 日本, 宮城県
昨年の暮れにDocomo Galaxy S(SC-02B)というスマートフォンを購入した。サイクリングのときには、endmondoというGPSトラッキングアプリを使っている。走行時間、走行距離、平均速度、消費カロリーのほか、Googleマップ上にルート履歴も記録もすることができる。さらに、Webサイトと連携しているという優れもの。

参考:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.endomondo.android.pro

やっかいなのは、電池食いのGPSをONにしてendmondoを使おうものなら、1時間で20~30%も消費してしまうこと。長時間のサイクリングに耐えられない。バックグラウンドで行われる同期や自動更新の設定をOFFにしても大きな改善は見られなかった。これはもう、大容量のバッテリーに交換するしかない。

アフターパーツを探してみた。純正のバッテリーパックと同じサイズのものに交換する方法、より大きなサイズのものに交換する方法の2つがあるようだが、いずれにしても満足いくものは見つからなかった。

いっそのこと、機種変更したらどうだろうと考えた。候補は、ギャラクシーSの後継機となる、Docomo Galaxy SⅡ(2011年6月発売)とDocomo Galaxy SⅡ LTE(2011年11月発売)。この2機種には、ジャケット型電池パックというオプション品が用意されている。

参考:https://onlineshop.smt.docomo.ne.jp/options/index.html

ジャケット型電池パックを装着すれば、現在所有しているGalaxy Sと比べて約2倍の容量になる。必要なときに簡単に着脱できるし、装着した状態の見た目もよい。

候補となる2機種のうち、どちらを選択すべきか決めるために、各モデルの仕様を比較してみる。比較項目はバッテリー容量、連続待受時間(3G静止時)、連続通話時間(3G)の2つ。

Docomo Galaxy S(SC-02B):1500mAh、510時間、380時間
参考:https://www.docomo.ne.jp/support/product/sc02b/index.html

Docomo Galaxy SⅡ(SC-02C):1650mAh(110%)、640時間(125%)、430時間(113%)
参考:https://www.docomo.ne.jp/support/product/sc02c/index.html

Docomo Galaxy SⅡ LTE(SC-03D):1850mAh(123%)、300時間(59%)、350時間(92%)
参考:https://www.docomo.ne.jp/support/product/sc03d/index.html

基本性能については、新しいモデルほど高性能。大きな違いは、Galaxy SⅡ LTEがクロッシィー(屋外下り最大37.5Mbps)に対応していること。しかし現在のところ、東北地方の対象エリアは、仙台中心部に限られる。2年スパンで考えると、どのくらい普及しているのだろうかと思う。つまり、クロッシィーの恩恵には預かれない。

本題となっているバッテリーの持ちに的を絞れば、Galaxy SⅡに軍配が上がり、Galaxy SⅡ LTEについては最悪としか言いようがない。2011年LTEモデルは、パケット通信のみの提供で音声通話はFOMA網となる。つまり、デュアルモード端末となるため、バッテリーの持ちが悪いようだ。

クロッシィーには期待できないし、バッテリーの持ちがよいGalaxy SⅡに決めた。

2011年11月30日水曜日

BARBIERI トルネード(購入編)

場所: 日本, 宮城県
クロスバイクに乗っていたときは、ジャンボパーツ洗浄クリーナー BC-SJとメンテルーブ MTLというのメンテ用品を使っていた。

WAKO'S ジャンボパーツ洗浄クリーナー BC-SJ
参考:http://www.wako-chemical.co.jp/products/recommendation/015/index.html

WAKO'S メンテルーブ MTL
参考:http://www.wako-chemical.co.jp/products/recommendation/009/index.html


洗浄のときは、あらかじめマスキングしてから臨んだ。ディグリーザーを吹いては布で拭き取るという作業を繰り返すけど、きれいになるまでに時間がかかった。注油するとチェーンはベタベタになり、チェーンに砂が吸着するし、フレームにオイルが飛散した。潤滑効果はよくわからなかったけど、時間をかけて作業したわりには、走行後にすぐに汚れてしまうという感じだった。

先日納車したロードバイクは、走行を繰り返しても、以前のように砂を吸着したり、オイルが飛散することはなかった。おそらく、サラサラ系の潤滑油が使われていたようだ。ただ、500kmも走行していないのに、チェーンまわりからカチャカチャという音が出るようになった。しかし、以前のメンテ用品は使いたくなかった。メンテ用品を買い替えることにした。

作業効率をアップさせるために、ディグリーザー&布の組み合わせから卒業して、ブラシ内蔵ケースにステップアップすること。早めに油が切れることは目をつむり、サラサラ系の潤滑油を選ぶこと。この2つの条件を満たすものを探したところ、BARBIERIのトルネードを見つけた。

BARBIERI  トルネード
参考:http://www.unico-jp.com/tornado.html

ブラシ内蔵ケースと、スプレーが合体した商品だ。メーカーHPの謳い文句曰く、ディグリーザー(洗浄)とルーブ(潤滑)の両機能を持っているためクリーニング後の注油も不要、とのこと。


実際に使ってみると、左手の人差し指でレバーを握ってブラシケースを閉じ、親指でボタンを押すことで噴射するので、左手だけでトルネードを扱うことができるところがよい。あとは、空いた右手でペダルを逆回転させるだけだ。初めて使ってみたので、念のためにマスキングしたけど、作業時に周囲が汚れることはなかった。パラフィンワックスを配合しているためなのか、作業後のチェーンは納車時と同じくサラサラ状態だ。

ランニングコストについての話。トルネードのキットは3500円、1缶でメンテできる回数は10回らしく、1回350円と高くつく。スペアスプレーは1000円なので、以降は1回100円となる。

2011年11月27日日曜日

FENIX LD10 R4(インプレ編)

場所: 日本, 宮城県仙台市
クロスバイク時代に、FENIX製のハンディライトを使っていた。単3電池2本仕様のL2D CE Premium Q5やLD20 R4など。その当時、LD20 R4は単3電池2本仕様としては205ルーメン(2時間)という最強の明るさを誇っていた。

FENIX LD20 R4(Smooth Reflector)
タイプ:CREE XP-G R4 搭載
明るさ:(General Mode):9 lumens(71hrs)> 50lumens(13hrs) > 105lumens(5hrs) > SOS
明るさ:(Turbo Mode):205 lumens (2hrs) > Strobe
サイズ:150×21.5mm
重量:約60g
使用電源:単3電池×2本
参考:http://www.holkin.com/fenix-LD20-R4.html

LD20 R4の性能には満足していたが、ヘッドライトの全長が長すぎるのが気になっていた。見た目的をスマートにするべく、LD10 R4用の交換ボディを購入した。132ルーメン(1.5時間)というスペック。

FENIX LD10 R4(Smooth Reflector)
タイプ:CREE XP-G R4 搭載
明るさ:(General Mode):9lumens(34hrs) > 50lumens(6hrs) > 105lumens(2.2hrs) > SOS
明るさ:(Turbo Mode):132lumens(1.5hrs) > Strobe
サイズ:100×21.5mm
重量:約54g
使用電源:単3電池×1本
参考:http://www.holkin.com/fenix-FENIX-LD10-R4.html

交換ボディに換装することで、単3電池2本仕様から単3電池1本仕様となり、LD10 R4のスペックとなる。カタログ値を比較すると、最大照度で使用した場合、明るさ73ルーメン(35%)、電池寿命0.5h(25%)ほど低下する。その見返りとして、電池を含めた重量32g(29%)ほど軽量化できる。

LD10 R4を装着して実際に走行してみた。明るさが低下したとは言っても、132ルーメンもあるので、不安な感じはなかった。帰路の途中で日が落ちたときにペースを落として走る分には、100ルーメンもあれば、必要最低限の明るさは確保できると思う。

なお、この手のヘッドライトは、自転車パーツとして販売されているヘッドライトと比べて電池の持ちが悪い。最も電池の持ちが悪い照度最強モードで使用すると1.5時間しか持たない。メーカーではアルカリ電池の使用を推奨しているが、ランニングコストを考えて充電電池を使用することにした。

充電電池(ニッケル水素電池)を使用した場合、本体の気密性が高いことが原因で、放出する微量の水素ガスの逃げ場がなくて本体が破損する恐れがあるというブログ記事をいくつか見かけた。とりあえず、わたしの使用環境では発生していない。もし発生したとしても、防水用のOリングを撤去するとか、最終的には本体に通風孔を設けるとか、通気性をよくする処置を施すことで対処できると思う。

2011年11月20日日曜日

ヘッドライト用マウントの流用術

場所: 日本, 宮城県
FENIX製のハンディライトを取り付けようとしたところ、ハンドルバーの直径が31.8mmなので、以前のマウントを使うことができなかった。ネットで調べたところ、TOPEAKのポンプ用マウントとボトルゲージ用マウントを組み合わせる方法が定番らしい。

TOPEAK センターラインマウントブラケット TMR-2C
サイズ:内径24mm
重量:10g
参考:http://www.topeak.jp/pump/ypp06500.html

TOPEAKのポンプ用マウントの内径と、ヘッドライトの外径のバランスがちょうどよい。マウントに付属しているゴムバンドを引っ掛けなくても、ヘッドライトをしっかりと固定することができる。この流用を思い付いた人を尊敬する。

組み合わせるボトルゲージ用マウントについては、ミノウラのQB-90、CATEYEの補修用キットパーツ、BAZOOKAのワンタッチボトルケージという選択肢があるようだ。まず、ミノウラのQB-90(生産終了)は内径22/25mm、CATEYEの補修用キットパーツは内径22-26mmであるために条件を満たさない。ワンタッチボトルケージは、ワンタッチ脱着や左右首振という機能もあるようだが、どちらの機能も求めていない。もっとシンプルなマウントはないものかと探していたら、BBBのユニフィックス BHB-90を偶然見つけた。

BBB ユニフィックス BHB-90
サイズ:内径25.4-31.8mm
重量:48g


しっかりとハンドルバーに固定することができた。31.8mmのハンドルバーに取り付ける場合、クリアランスが狭いために、多少コツが必要である。頻繁に脱着するような使い方であればやっかいだが、わたしの場合は滅多に脱着しないから問題ない。

2011年11月16日水曜日

納車と初乗り

場所: 日本, 宮城県
TCRコンポジットを注文した2週間後に納車に出向いた。

ポジション合わせをしてもらうことになった。店員さんは、ローラー台の上で乗車しているわたしのフォームを見ると、ハンドルを高く再調整した。「フォームをちょっと見ただけでわかるもんなんですか?」と聞くと、「上半身を支え切れていないため、ハンドルを高くした方がよいですね。」と説明してくれた。どの辺を見て判断しているのか全く分からなかっただけに、店員さんの目利きはすごいなと感心した。

自転車を自宅に持ち帰るために、車に積んだときのこと。新しいロードバイクを持ち上げていることを意識せずに、「あっ、以前のクロスバイクより軽いな。」と不意に感じた。2kg(20%)軽くなった分の感激を純粋に味わった瞬間だった。


帰宅後、少し走ってみた。軽快に走る。車重が軽くなった効果に加えて、タイヤが28Cから23Cへと細くなり、接地面積の低下によって転がり抵抗が減少したことによる効果も感じた。購入したという感激も相まって、空の彼方へ飛んで行ってしまいそうな気分だった。

乗り心地については、以前のクロスバイクと変わらないか、むしろ快適に感じた。タイヤが細くなったことで悪化するものと思っていたが、アルミ製フレームからカーボン製フレームへの乗り換えということで、フレームの材質の違いによる快適性の向上の方が上回ったようだ。それと引き換えに、ペダルから車体へ伝わるダイレクト感は低下したような気がした。

今更ながらお断りしておくと、スポーツバイク歴の浅いわたしによる初乗りインプレは、ほとんど当てにならないと思われる。


ちなみに相方のTCRSL3は、わたしの納期より1ヶ月遅れの10月だった。推定で500gほど軽いTCRSL3を持ち上げてみると、TCRコンポジットよりも軽いことを実感できた。500gの差は大きいんだなと思った。

ロードバイクとの出会い

場所: 日本, 宮城県仙台市泉区桂1丁目1−1
6月、予算を15万円と決め、ロードバイク探しを始めた。カーボン製は魅力的だけど、予算的にアルミ製となるのはしょうがない。とりあえず、ネットで各メーカーサイトを物色してみた。なんとなくおしゃれな感じな、ビアンキがいいのではないかと思った。

職場の先輩は、60万円のロードバイクを所有している。普段からヒルクライムに興じていて、レースにも参加している。その先輩の行きつけのショップを教えてもらった。自分にとっては敷居の高いショップのような気がしたが、安い買い物ではないため、技術的に信頼のおけるショップに行ってみたかったのである。

7月、そのショップを訪ねた。店内を歩いていたら、ジャイアントの2011年モデルのTCRコンポジットというロードバイクが展示されていた。気になっていたビアンキは取り扱っておらず、おすすめはジャイアントということだった。秋になれば2012年モデルが出るから、それを待った方がいいとアドバイスされた。そうすることにした。

フレームサイズを決める際の参考にするために、採寸してもらった。わたしの腕は標準より短いらしい。親から「お前は腕が長い。」と言われて育ち、ずっとそれを信じてきただけに意外だった。ちょっと残念な気はしたが、足が短いよりはマシである。

ショップの店員さんは気さくな方で、気軽に相談することができてよかった。メンタル的にも信頼できそうなこのショップで購入することに決めた。

2012年モデルが出るまで、しばらく待たなくてはいけないから、つまらなくしていた。暇つぶしにショップのサイトを見た。店長さんは、メカニックとしてヨーロッパのいろんなレースに参戦した経歴をもつ。ジャイアントの技術者たちの対応の素早さと製品の欠点を受け止める素直さ、すなわち、新しい技術を極めようとする態度を高く評価したらしい。なるほど、ジャイアントをすすめる理由がそこにあったわけだ。メーカーはジャイアントに決めた。

9月、ショップのサイトを小まめにチェックしていたら、ジャイアントの展示会が開催されたことを知る。ただ、ジャイアントのサイトを見ても、まだ2012年モデルが公開されていない状況だった。ショップに電話をしたら、ショップにあるカタログを見てメーカーに発注できる状況とのこと。いざ出陣!

ショップに再訪した。カタログを見せてもらうと、カーボン製のロードバイクが15万円という破格値ではないか。予算内なのはいいが、納期は12月。東北の冬は寒さを考えたら、12月に納車したところで、本格的に乗れるのは来春になってからである。そんなに待てないと思った。2011年のTCRコンポジットなら、値引きありで即納できるとのこと。TCRコンポジットに決めた。

参考:http://www.giant.co.jp/giant11/bike_datail.php?p_id=00000011&action=outline

ちなみに相方は、2012年モデルのTCRSL3に決めた。


超軽量アルミ製で推定7.5kg(430mm)である。わたしのTCRコンポジットは推定8.0kg(465mm)。税込価格で比べると、TCRコンポジットの方が2万円高い。値引きを考慮すると、TCRSL3の方が高い。金銭的な価値を比較するのは難しいけど、どんぐりの背比べだろう。カーボンフレームvsアルミフレームという構図がおもしろい。

クロスバイクとの別れ

場所: 日本, 宮城県
初乗りでは、20km走った。自転車に乗っているときは、風はあるし景色はかわるし、疲れを感じにくい。降りるとクラクラするから、カロリーは消費しているのだろう。ジョギングなんかと比べて、快適にダイエットできるなと思った。

そんな調子でいたら、クロスバイクに乗ることが楽しくなった。週末に30km、60km、80kmと少しずつ距離を伸ばしていった。ウェアにも興味を持ち始め、見た目と機能性を考えてロード用のものを揃えた。

正月と翌年のGWには、バイク2台を車に積んで東京に出向き、多摩CRの往復90kmを走った。たくさんのスポーツバイクであふれていて、とても刺激的なところで楽しかった。しかし、あることに気が付いた。


走ることを目的としているライダーはロードバイクに乗っている。ロードバイク用のウェア(タイツやビンディングシューズなど)を着てクロスバイクに乗っているライダーはいなかった。自分たちのちぐはぐな体裁に恥ずかしさを覚えると同時に、自分たちが求めていたのはロードバイクの世界だったことを知った。それ以降、クロスバイクには乗らなくなった。


半年間で1136km走った。その間に東日本大震災があり、ガソリンが手に入らなかった時期に大活躍してくれた。また、スポーツバイクの世界に引き込んでくれた立役者でもある。感謝している。

クロスバイクとの出会い

場所: 日本, 宮城県仙台市若林区若林5丁目11−23
2010年秋、相方に誘われ、スポーツバイクを購入することに決めた。ロードバイクには抵抗があるねという話になり、クロスバイクにすることにした。わたしはそれほど乗り気じゃなかったので、1~2万円の予算で済ませる展開に持ち込もうと考えていた。

参考:http://www.giant.co.jp/giant11/bike_datail.php?p_id=00000033&action=outline

スポーツバイクを多く扱ってるという地元の量販店に行ってみた。ジャイアントのエスケープRX3のトップチューブの形状が気に入った。7万円弱と予算オーバーだったが、となりの相方は購入に前向きだった。普段から世話になっている相方へのねぎらいの意味も含め、購入を決意した。

はじめまして

場所: 日本, 宮城県
よろしくお願いします。