2023年7月31日月曜日

中四国一周③(西予市城川支所⇒四万十市役所)

場所: 日本、高知県四万十市

ロードバイク中四国一周の3日目、天気はくもり一時雨、四万十市の予想気温24~32℃の真夏日。

参考:https://www.google.co.jp/maps/

今回のルートの特徴は、山から海に向かって下り基調の道路を走ること。距離は、80~90kmと短め。後半は、四万十川沿いを走る。コンビニが全くないため、道の駅のお世話になろうと思っている。

参考:下道で行く四国旅6日目(高知県四万十市⇒香川県丸亀市)

10年前に自動車で四国を訪れ、四万十川をサイクリングしたことがある。同じ場所で記念撮影を撮る予定。

9時半、西予市城川支所を出発した。

下り基調なのでスイスイ進む。チェックイン時刻に合わせ時間を潰しながら進んだ。道の駅よって西土佐で四万十川天然鮎の塩焼き、四万十牛バーガーを食べた。ご当地グルメを楽しめるくらい余裕のあるルート設定もいいなと思った。今日からしばらく平日だし、お盆休みもまだ先なので、観光や外食をしても混雑に巻き込まれる心配が少ない期間だと思う。今週の金曜日まで、今日みたいな感じで旅を満喫してみようと思う。

そうそう昨日、地元サイクリストの方から、この辺りの道の駅ならフロアポンプを貸し出していると教えてもらった。店頭に置いてなくても、店員さんに声を掛ければ、店の奥から出してくれるというやり取りも全くその通りだった。このフロアポンプの件以外にも、愛媛県は、サイクリストに優しい県という印象。

岩間沈下橋で記念撮影。観光客のほかに、川遊びしている親子や釣り人もいて長閑な雰囲気。ガードレールの傷を頼りに、10年前と同じ場所で撮影できたはず。

15時、四万十市役所に到着。

コンビニのカップ麺続きなんで、近所のスーパーに買い出しに出掛けた。惣菜とか出来立てだし、刺身も買えるし、スーパーもいいもんだ。昨日も今日も、いさきという名前の魚が売られていた。焼き魚も刺身もどちらも美味。自分の地元では見たことがない魚だ。

参考データ:https://connect.garmin.com/modern/activity/11680110400


2023年7月30日日曜日

中四国一周②(愛媛県庁⇒西予市城川支所)

場所: 日本、〒797-1717 愛媛県西予市城川町下相945

ロードバイク中四国一周の2日目、天気は晴れ時々くもり、伊予市の予想気温24~33℃の真夏日。

②愛媛県庁⇒西予市城川支所 92km523m4
③西予市城川支所⇒四万十市役所 79km388m4t
④四万十市役所⇒四万十町役場 90km720m14t

2〜4日目は、四国西南地域を走る。いつもはその日の午後に宿を予約している。しかし今回は、あらかじめ宿を予約している。理由は、四国西南地域の宿の確保が難しいから。悪天候でも確実に宿を巡るため、1日80km程度の無難な距離にした。

参考:https://www.google.co.jp/maps/

今回のルートの特徴は、前半海沿いを走り、後半山に向かって走ること。距離は、80~90kmと短め。後半は、コンビニが全くないため、道の駅のお世話になろうと思っている。西予市城川支所を到着地にしたのは、愛媛県庁と四万十市役所の中間地にあたるから。到着地付近の宿の数が少なく予約するのに苦労した。

朝食は、ホテルの食堂で食べた。基本、素泊まりのプランを選んでる。ホテルによっては、朝食なしのプランを設定していない場合もある。今回、このパターン。

チェックアウトして屋外に出ると、タイミングよく雨上がりだ。9時半、愛媛県庁を出発した。

前半は海沿いを走った。後半、海を背にして肘川沿いに山に向かった。追い風のおかげで楽ちん。

残り30kmの上りの前に食事休憩をすることにした。あらかじめイートインありのコンビニを調べた上で来店。いちおうスペースがあるんだけどイスがない。店員さんに掃除中なのか質問したら、イスなしのイートインとの回答。立ち食いもどうかと思って店を出た。

たまたま別のコンビニのイートインを見つけることができた。こっちのうどんの方が安くてボリュームもあっておいしい。食事中、後から来店した地元のサイクリストの方とお話した。今日の残りルートの情報、お互いのバイクの紹介など。楽しい時間だった。

その後、道の駅でもお会いし、おいしいと評判の焼き鳥を一緒に食べた。これまでの日本一周の旅でコミュニケーションを楽しんだことがなかったので、こういうのって大切だなと感じた。

1〜2kmの長いトンネルが3〜4つ続いた。先ほどのサイクリストの方のアドバイスを守ったことで安全に通過することができた。ありがとうございます。

15時半、西予市城川支所に到着。

チェックインの際にいろいろあって、ちょっと離れたスーパーまで食料の買い出しに行くことになった。なんだかんだで客室に入ったのが17時になった。ホテルの夕食朝食のカップ麺率が75%。

参考データ:https://connect.garmin.com/modern/activity/11672497620

2023年7月29日土曜日

中四国一周①(尾道市役所⇒愛媛県庁)

場所: 日本、〒790-0873 愛媛県松山市北持田町132 愛媛県松山庁舎

ロードバイク中四国一周の1日目、天気は晴れ、松山市の予想気温26~34℃の真夏日。

参考:https://www.google.co.jp/maps/

今回のルートの特徴は、尾道市役所を出発してサイクリストの聖地と呼ばれるしまなみ街道70kmを走ること。四国地方に渡ったら、愛媛県庁を目指して70km走る。

出発地の尾道市役所までの移動の話。昨日の14時半、ロードバイクを車に積んで仙台を出発。北陸経由でほぼ休憩なしのストイックな移動で12時間後に到着。3時間ほど仮眠を取った。運転席シートを倒しただけの車内泊なんで、ほとんど眠れなかった。ほぼ徹夜で初日のライドをスタートする。前回の関西一周と同じパターン。余談として、車で仙台と尾道を往復すると約2000km。ロードバイクでの中四国地方を一周すると約2000km。奇遇だね。

8時、尾道市役所を出発した。敷地内で記念撮影するために係員に承諾を得ようとしたら「ダメです!」とキツく断られた。どうも花火大会の会場準備で朝から大忙しのようだ。それっぽい場所で記念撮影を済ませた。

新尾道大橋だけ、自転車で通行できない。そのため、向島まではフェリーを使うことになる。初めての経験なんだけど、非日常的でおもしろかった。一方、自転車通学の高校生が向島から日常的にフェリーを利用する光景を目の当たりにした。その対照的な感じもおもしろかった。

しまなみ街道は、路面表示や案内看板が充実していてルートが分かりやすい。最後の6つ目の来島海峡大橋が4.1kmと最も長かった。本格的な観光シーズン前だけど、利用者をちらほら見かけた。ロードバイク乗りのほかに、レンタサイクルを利用するカップルや家族連れもいた。

ロードバイクの聖地碑で記念撮影した。

携帯ポンプを持参していないため、自転車屋さんの空気ポンプを拝借した。明日から数日、この手が使えなくなるため、いつもより高めの空気圧にしといた。

17時、愛媛県庁に到着。アップルウォッチの充電残量がなくなった。スマホの充電残量も1%だった。明日以降、気を付けて使おうと思う。

参考データ:https://connect.garmin.com/modern/activity/11666109246

2023年7月27日木曜日

中四国一周(計画編)

場所: 日本、広島県尾道市

2015年、グレートトラバースの影響を受け、ロードバイクで東北一周11日間1199km、関東一周間5日516kmを達成した。その後、2018年に中部一周13日間1450km、2019年に関西一周7日間808kmを達成した。今回、中四国一周17日間2000kmに挑戦する。

日本列島を八地方区分に分け、時期を隔てて順次制覇してきた。東北地方から南下している感じ。今回、まとまった時間が取れそうなので、中国地方と四国地方をまとめて消化することにした。個人的に、ロードバイクで3日間なら小旅行、7日間なら旅行、10日間以上なら長旅という感覚。今回は17日間なので長旅。体力的にはキツイけど、日常生活を忘れた漫喫感を味わうことができると思う。

参考:https://www.google.co.jp/maps/

中四国一周1921km(県庁所在地巡りルート)→17日間
①尾道市役所⇒愛媛県庁 143km1290m
②愛媛県庁⇒西予市城川支所 92km523m4t
③西予市城川支所⇒四万十市役所 79km388m4t
④四万十市役所⇒四万十町役場 90km7201m14t
⑤四万十町役場⇒高知県庁 67km571m1t
⑥高知県庁⇒徳島県庁 161km789m8t
⑦徳島県庁⇒香川県庁 85km475m
⑧香川県庁⇒新居浜市役所 94km517m
⑨新居浜市役所⇒尾道市役所 125km847m
⑩尾道市役所⇒岡山県庁 91km172m1t
⑪岡山県庁⇒鳥取県庁 137km971m4t
⑫鳥取県庁⇒島根県庁 129km486m2t
⑬島根県庁⇒浜田市役所 129km1024m9t
⑭浜田市役所⇒山口県庁 122km1307m12t
⑮山口県庁⇒下関市役所⇒山口県庁 142km959m2t
⑯山口県庁⇒広島県庁 147km918m22t
⑰広島県庁⇒尾道市役所 86km581m

出発地は尾道市役所。ロードバイクで唯一、中国地方と四国地方を行き来できるしまなみ海道の起点(終点)だから。尾道市役所を出発して、しまなみ海道で瀬戸内海を渡ったら、四国地方を反時計周りに一周する。しまなみ街道で尾道市役所に戻ったら、中国地方を反時計周りに一周する。

もともとは、中国地方を一周してから四国地方を一周するつもりで準備を進めていた。しばらくして、ハイシーズンの四国西南地域の宿の確保が難しいことに気付いた。宿泊日を予想しやすい序盤のうちに四国西南地域を攻略することにした。

中四国地方は、中部地方の面積の3/4しかない。ただ、単純に県庁所在地を経由するルートで見積もってみたところ、距離も獲得標高もほぼ同じ。ただし今回、しまなみ海道や四国西南地域も走るので、中部一周よりも難易度が高い。ちなみに、中国地方に足を踏み入れるのは、人生初。四国地方は、「外道で行く四国旅」という企画で自動車で下道だけを使って讃岐うどんを食べに行ったことがある。

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%81%93%E8%B7%AF%E6%A8%99%E8%AD%98

交通事情の話。中国地方には、各地にバイパスがある。そのため、自動車専用道路や自転車通行止めの標識に注意しないといけない。

四国地方は、トンネルの数が多く、長いトンネルもある。正直、トンネルは嫌いだ。背後から迫る自動車の轟音に身の危険を感じるから。トンネルを避けようとほかのルートを探しても、やはりトンネルだらけ。迂回ルートを探すと人気のない山道しかない。地元のトンネルをいくつか走ってみた。嫌いになる要因としては、長い>交通量が多い>路側帯が狭い>暗い>路面が悪い。上の写真は1kmのトンネルなんだけど、立派な歩道があってそれを使えば楽勝。

今春購入したガーミン製のエッジ1040のナビ機能を駆使するつもり。

参考:https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/nteq/assumption.html

旅の途中で南海トラフ地震が起きたら大変だ。とくに四国地方が心配。地震に対する備えとして、Gooleのマイマップで津波浸水ラインを描写しておいた。スマホからいつでも確認できる。

出発地は尾道市役所。前日に仙台を出発して、自動車で広島県まで移動する。ナビで検索すると14時間かかるらしいから、それだけでも疲れそう。

バイクに関しては、昨年秋に買った3号機ピナレロじゃなくて、1号機TCRコンポジット。何となく最新のバイクに乗って旅したい気持ちがあるものの、それ以上に譲れないものがある。これまでの日本一周の旅で一緒に頑張ったのが1号機。たくさんの思い出と共に愛着があって、実績を残して信頼感があるから。おまけに、ディスク車の3号機だと、輪行袋の出し入れで車体に傷をつけそう・・・。ただ、10年前のバイクなんで、フレームのカスタムペイントとコンポーネントの交換で新鮮味を増しておいた。

機材や荷物は、トータル重量10.5kg(車体9.0、バックパック1.5kg)。ちなみに今回初めて携帯ポンプを持参しないことにした。5年前からエンデュランスタイヤに切り替えたら、5年間で約25000km使ってパンクしたのは1回だけ。パンクの心配はないだろうと。念のためチューブとCO2ボンベを2セット積んでるけどね。

今回も長旅に出ることを承諾してくれた妻に感謝です。

2023年7月23日日曜日

変速できなくなった

場所: 日本、宮城県

 先月、2011年モデルの1号機TCRコンポジットをリニューアルした。

納車から1か月しか経っていないのに、ライド中に変速の調子が悪くなった。まず、ローギア側の3枚にシフトダウンできなくなった。シフトレバーをガチャガチャいじっていたら、シフトアップするけどシフトダウンしないので、トップギアで固定の状態になった。

ワイヤーが切れたものだと思い、ショップにバイクを持って行った。ワイヤー交換ならすぐ終わるだろうと・・・。しかし、ワイヤーが切れたわけじゃなかった。ワイヤーを固定しているアウター受けが経年変化で緩くなり、ワイヤーがアウター受けを貫通してしまったことが原因のようだ。アウター受けの交換が必要なため、バイクを数日預けることになった。

いや〜もし長距離ツーリング中に起きてたらと思うとゾッとする。TCR専用の部品を交換する必要があるわけなので、メーカーに発注して届くのを待って修理してとなると数日の足止めを食らうことになる。

Bontrager Ion 200 RT Front Bike Light&Flare RT Rear Bike Light(購入編)

場所: 日本、宮城県

ボントレガー製のヘッドライトとリアライトを買った。すでにガーミン製のサイコン・ヘッドライト・リアライトを所有している。安全性を高めるために、ライトを2個増設することにした。

Bontrager Ion 200 RT Front Bike Light
参考:https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%BC/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%BC/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88/bontrager-ion-200-rt-front-bike-light/p/23709/

Bontrager Flare RT Rear Bike Light
参考:https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%BC/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%BC/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88/%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88/bontrager-flare-rt-rear-bike-light/p/23999/

ボントレガー製のライトを選んだ理由は、ガーミン製のサイコンと接続できるから。接続できるにより、サイコンの電源を入れると自動的にライトが点灯する。さらに、サイコンから点灯パターンを選択できる。おまけに軽量でコンパクト。操作的にもサイズ的にもスマートなのだ。

ペアリングはガーミン製ライトと同じ。ライトの電源を入れ、三→センサー→ライト→センサー追加。

ヘッドライト:ガーミン
レーダー内蔵テールライト:ガーミン
ヘッドライト:ボントレガー
テールライト:ボントレガー

ライトネットワーク画面には、4つのライトが表示される。

ヘッドライト:ガーミン&ボントレガー
テールライト:ガーミン&ボントレガー

ウィジット画面では、ヘッドライトとテールライトをグループごとに操作できる。例えば、ヘッドライトをオフにすると、ガーミン製とボントレガー製の2つのヘッドライトが消灯する。ただ、ガーミン製ヘッドライトとボントレガー製ヘッドライトを個別に操作することはできない。

ボンドレガー製のライトは、電源ボタンを押すとペアリングが解除される。そのため、不用意に電源ボタンを触らない方がよい。再度ペアリングする場合、ライトが点灯した状態で電源ボタンを15秒間長押しして初期化する必要がなる。その後、ライトの電源を入れたら、サイコン側を操作してペアリング(三→センサー→センサー追加)する。再度ペアリングする作業が面倒なのだ。

ヘッドライトとテールライトは、Ion Pro RT用のオプションパーツであるヘルメット ブラケット(PN 428462)を流用してヘルメット後部に取り付けた。実測105g、心配してた首の疲れも全く感じない。

ダブル用ベースアダプター (GP変換) アルミ製サドルマウント向け[GP-Double10]
https://www.rec-mounts.com/products/tail/#cc-m-product-14182101892
ゴープロインターフェイス用 → トレック ボントレガー (ストレート タイプ)
ゴープロインターフェイス用 → トレック ボントレガー (ロー / ハイ タイプ)
https://www.rec-mounts.com/products/tail/#cc-m-product-14114806292

取り付けの際、レッグマウント製のアダブターを使った。指向性が鋭いライトなので、角度と高さの調整が難しくて試行錯誤した。ヘッドライトとテールライトの角度については、ライド中にヘルメットの傾きが変化するため、よくある傾きに合わせてライトの水平を出すような感じ。テールライトの高さについては、バックパックを背負うことを想定して、バックパックに光を遮られてしまわないようテールライトをなるべく高い位置に固定した。

明るさ☆☆☆:ガーミン製ヘッドライト
明るさ☆☆:ガーミン製テールライト&ボントレガー製テールライト
明るさ☆:ボントレガー製ヘッドライト

なお、ライトの明るさに関しては、4つのライトの中でガーミン製のヘッドライトが抜きん出て明るい。ボントレガー製のヘッドライトは暗い。ガーミン製とボントレガー製のテールライトがその間かな。ただ、重さに関しては、ボントレガー製の方が圧倒的に軽い。明るいガーミン製ライトを水平を出してバイクに固定して、補助的な役割として軽いボントレガー製ライトをヘルメットに追加したって感じ。

2023年7月22日土曜日

REC-MOUNTS サドルマウントFizik-SDGP MOST-SDGP(トラブル編)

場所: 日本、宮城県

レッグマウント製のサドルマウント フィジーク用 (Fizik-SDGP)を使って、ガーミン製のレーダー内蔵テールライトVaria RTL510をフィジーク製のサドルに固定している。

そのサドルマウントの調子が悪い。購入から半年経って、3回、走行中にサドルから外れて地面に落ちたことがある。そのため脱落防止アイテムを自作したという話。

ちなみに3回とも、落ちた瞬間にすぐ気づいた。もし気づかなかったら、落ちたことを知らずに走り続け、落ちた場所が分からず、テールライトを紛失していたことだろう。

どうして気づいたのかと言うと、第一の理由は、3回とも地面に落ちる前にふくらはぎに当たったから。ほんとラッキーだった。第二の理由としては、地面に落ちた際の音が聞こえたような記憶がある。第三の理由としては、あまり自信がないけど・・・外れた際の音も聞こえたような記憶がある。第一の理由以外は、周囲の騒音や地面の材質によって、気づきやすさに差が出ると思う。

そうそう、今回3回目は、落ちてた場所が草むらだった。探すのに10〜15分要して大変だった。

原因として考えられるのが2つ。メーカー指摘の通りロットによってきつかったり緩かったりするらしく、緩めのロットに当たった可能性がある。さらに、脱着を繰り返すうちに少しずつ緩くなってきた可能性もある。その両方かもしれない。

そのような経緯で脱落防止アイテムを自作することになった。アウトドア用品店に足を運び、役に立ちそうな商品を物色した。カラビナ、アクセサリーコード3mm、コードロック、コードエンドを買ってみた。

サドルマウントとアダプターの結合部の隙間にアクセサリーコードを通すため、サドルマウントの一部をヤスリで削った。

アクセサリーコードの端をコードエンドで処理をしてカラビナを通す。

カラビナをサドルフレームに引っ掛けたら完成。アクセサリーコードが長すぎると車体に接触してしまう。回転するタイヤと接触しないよう注意するのがポイントになると思う。

deuter レース12(購入編)

場所: 日本、宮城県

長距離ツーリング用のバックパックを新調した。これまで使っていたのが、ドイター製のBIKE I 14。もう少し軽量なタイプが欲しくて今回購入した。

レース12
容量:12L
重量:560g
サイズ:高44×幅25×奥15cm
参考:https://www.iwatani-primus.co.jp/products/deuter/items/D3204123/index.html

容量は、これまでの14Lより2L減で12L。重量の方は130g減。背負ってみると130gの違いを体感できる。サイズがコンパクトになった点も体感できる

一方、小物にアクセスしずらい点が気になる。小物収納ポケット用のサブ気室がないため、メイン気室のファスナーを開けた後、荷物をかき分けて感じになる。

レース12 のショルダーハーネスは、薄くてメッシュ状なのでしっかりと風を通す。BIKE I 14のショルダーハーネスは,厚みがあって全く空気を通さない。夏は、間違いなくレース12の方が快適でよい。春秋は、通気性を気にしなくて済むし、ウォーマーなどの荷物が多いため、容量に余裕のある14Lが無難かな。

2023年7月2日日曜日

オーストリッチ ウルトラSL-100輪行袋(使用編)

場所: 日本、宮城県

オーストリッチ製のSL-100輪行袋の使い方を紹介する。ポイントは、途中まで横置きで作業すること。なお、エンド金具とショルダーベルトは使わない。

バイクをひっくり返し、サドルとハンドルで接地させる。つまり横置きにする。人間は、バイクの手前側で作業する。

アウターギアをトップの状態でホイールを外す。理由は、フロントをアウターにしておくと輪行袋の中でチェーンが暴れにくいから。クランクの角度は水平にしておく。

最終的にバイクを左に90度回転させることになる。縦置きにした際、ホイールが八の字になるように角度を調整しながら本締めする。ホイールでフレームを傷つけないよう、シートステーとシートチューブでできたVの字の付け根をクッション材で保護するとよい。

輪行袋に入れる作業は、横から行う。輪行袋の上半分をバイクに被せたら、バイクを持ち上げて下半分を被せる。

バイクを左側に90度回転させ、縦置きにする。ハンドルを畳んだら、輪行袋を引き上げてバイク全体を覆う。

紐を縛ったら完成。輪行袋の手前に立ち、開口部から手を入れ、ダウンチューブをつかめば、ショルダーベルトなしで持ち歩くことができる。

輪行袋の収納に関して。ショルダーベルトを除けば、軽量ウィンドブレーカーと同サイズ。サイクルジャージのバックポケットに収めることもできる。

ちなみに、生地が薄いので予想通り風の影響を受けやすい。風速4m/sの屋外で輪行袋を広げたら風にあおられて大変だった。風速4m/sって個人的にはそよ風感覚、それでもあおられるんだって感じ。あらかじめ、無風の屋内で3回ほど練習していたから、足を使う方法であわてず対処できた。