2013年2月2日土曜日

補給食いろいろ(インプレ編)

場所: 日本, 宮城県
筋肉や肝臓に蓄えることができるグリコーゲンは最大約1800kcalらしい。

30km/h(20km/h)ペースなら、体重1kgあたり1時間のエネルギー消費量は12kcalらしい。体重65kg前後の人なら1時間で780kcal消費するという計算になる。2時間20分(3時間30分)走るとグリコーゲンが枯渇する。ペースじゃなくて走行距離を目安にすると、70kmに達した時点でグリコーゲンが枯渇する。

ただ、実際に枯渇してハンガーノックを経験した人は少ないと思う。それは、脂肪の燃焼を含めていないからじゃないだろうか。脂肪は燃焼効率が悪く、有酸素運動でグリコーゲン1:脂肪1(あくまで理想値なので1以下の状況もある)の比率で消費される。脂肪の燃焼も含めると合計3600kcal(理想値)も使えることになる。

補給食の摂取量の目安としては、1時間あたり240kcal以内らしい。それ以上摂取しても消化吸収が追い付かないという理由から。

前置きが長くなったけど、実際に補給食を使ってみてのインプレを書いてみる。2時間を超えるサイクリングの場合に携帯するようにしている。距離で言うと、平地主体のコースであれば60kmが目安になっている。

試したジェルタイプは1袋(カーボショッツ・パワーバー約120kcal/パワーセコンドCCD165kcal)。手で握りながら吸引するだけで摂取できるのがよい。1袋あたりのカロリー数が小さいので摂取カロリーの微調整ができるのもよい。

容器の中に入っているジェルそのものを比較すると、カーボショッツ・パワーバーが1gあたり約4kcalあるのに対して、パワーセコンドが1gあたり約2kcalしかない。

容器について、カーボショッツとパワーバーで気になる点が2つあった。歯で栓を千切った際に出るゴミの始末に困ること。空容器の先端がベタベタになっているため、そのままポケットに入れてしまうと始末が悪いこと。

参考:http://www.shotzjapan.jp/

その点、パワーセコンドCCDはキャップが付いているため、ゴミの始末やベタベタに悩まされることはない。小分けに摂取できるという利点もある。ただし一長一短があるもので、キャップの分だけかさばる、キャップを外すのに両手が必要になるという短所もある。

参考:http://www.glico.co.jp/info/pwr_pro/1sec.htm

試した固形タイプは、1袋210kcal前後。食べ終わるまでに時間がかけるけど腹持ちがよい。普段の食事から時間が経っている場合、サイクリングの出発前に1袋食べるような使い方をしている。

参考:http://www.powerbar.jp/


今回のカロリーに関する情報ソースは以下の通り。

BiCYCLE CLUB 2012年7月号
参考:http://www.sideriver.com/ec/products/detail.php?product_id=16632

じてトレ
参考:http://www.jitetore.jp/contents/fast/list/supplement/201209120700.html
参考:http://www.jitetore.jp/contents/fast/list/supplement/201205112005.html
参考:http://www.jitetore.jp/contents/fast/list/supplement/201110221908.html

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