2015年7月29日水曜日

夏場のサイクリングの補給アイテム

真夏日が続いてる。60km以上のサイクリングでこむら返りに陥ることがある。

わたしの場合、小まめに真水を飲んでいるため、脱水症状になったことはない。体内の水分不足については、喉が渇くような感じで自然と体が水分を欲しがるわけ。だから、その感覚に合わせて真水を飲めばよい。ただ、塩分を含まない真水を摂取してしまうので、体内の塩分濃度が低下して、こむら返りに陥ることがある。この塩分不足が感覚的に分かりにくいというか、体が塩分を欲しがる感覚がないんだな。

脱水症状に気付く→塩分不足に気付かない

エネルギーについては、2時間1200kcalあたりから枯渇し始めるみたい。それに合わせたようにこむら返りも確率も高くなる。ただね、このエネルギーの枯渇も感覚的に分かりにくい。ロードバイクで起こりやすいハンガーノックがよい例だと思う。つまり、ハンガーノックの予兆が分かりにくいため、こむら返りの目安になりにくい。

ハンガーノックに気付かない→塩分不足の目安にならない

前置きが長くなったけど・・・きちんと塩分を摂取しましょうという簡単な話。ただ、塩を舐めろ的な内容ではつまらないので、塩分以外の成分にも着目して、良さげな補給アイテムを探ってみようと思う。条件として、自動販売機やコンビニなど、場所を選ばず入手できるアイテムに絞る・・・清涼飲料水と栄養ゼリーあたりに落ち着くのかな。

成分表を扱うにあたり、よく分からん用語があったので、ググり学習してやったぞ。

ミネラル:ナトリウム、カリウム、マグネシウム、
BCCA(アミノ酸):バリン、ロイシン、イソロシン

清涼飲料水の2トップと言えば、自動販売機によく置いてあるポカリスエットとアクエリアスだろう。自動販売機そのものはサイクリング中よく出くわすから容易に入手できる。関係ありそうな代表的な成分のみを以下に示す。

ポカリスエット500ml
エネルギー:125kcal
ナトリウム:245mg
カリウム:100mg
マグネシウム:3mg
参考:http://pocarisweat.jp/products/pocarisweat/

アクエリアス500ml
エネルギー:95kcal
ナトリウム:200mg
カリウム:40mg
マグネシウム:6mg
BCCA:12mg
参考:http://www.cocacola.co.jp/brands/aquarius/aquarius01

比べてみると、ポカリスエットの方がエネルギーやナトリウムの数値が高い。一方でアクエリアスにはBCCAが含まれているのが特徴的。運動中の熱中症対策(栄養&水分補給)用のポカリスエット、運動後の疲労回復用にアクエリアスという使い分けがよさそう。


アクエリアス300gハンディパック
参考:http://www.cocacola.co.jp/brands/aquarius/aquarius01

なお、アクエリアス300gハンディパックは凍った状態でコンビニなどで売られている。熱中症対策として頸椎を冷やすという使い方もできそう。成分はペットボトルとほぼ同じ。

ウイダーinゼリーは、ほとんどのコンビニで扱ってるから、清涼飲料水に次いで入手しやすい。関係ありそうな代表的な成分のみを以下に示す。

ウイダーinゼリー(エネルギー)180g
エネルギー:180kcal
ナトリウム:43mg
参考:http://www.weider-jp.com/jelly/energy.html

ウイダーinゼリー(エネルギーレモン)180g
エネルギー:180kcal
ナトリウム:72mg
カリウム:36mg
参考:http://www.weider-jp.com/jelly/energy_lemon.html

ウイダーinゼリー(ゴールド)180g
エネルギー:180kcal
ナトリウム:110mg
BCCA:400mg
参考:http://www.weider-jp.com/jelly/gold.html

清涼飲料水に比べて、エネルギーの含有量が圧倒的に多い。片手でギュッと握りしめるだけで簡単に栄養補給できるため使い勝手がよい。成分の違いによるバリエーションが多く、状況に合わせて使い分けることができる。

ようやく、まとめに入る。掛水効果を考えて、ダブルボトル仕様にする。片方が真水で掛水と水分補給の兼用、もう片方が清涼飲料水で熱中症対策用。ここまでが基本仕様。追加仕様として、ウイダーinゼリーを携帯し、ロングライド終盤で消費するであろうエネルギーを蓄えるおく。この2段仕様が自分的に良さげ!

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