2012年1月27日金曜日

WMPとスマートフォンの連携

場所: 日本, 宮城県
PCとスマートフォンの画像・動画・音楽ファイルを同期させるよい方法を考えていた。手持ちのスマートフォンDocomo Galaxy SⅡ(SC-02C)を使って、思いつく以下の4ソフトを試してみた。いかにスムーズに同期を行えるかという点を優先して、使えそうなソフトから順に紹介する。

Windows Media Player

Windows Media Playerを起動し、USBケーブルでスマートフォンと接続するだけで、PCの各フォルダーとスマートフォンの各フォルダーのファイルを自動同期させることができる。ちなみに、PCの各フォルダーは変更できるが、スマートフォンの各フォルダー(以下参照)は変更できない。Windows Media Playerの「評価」、音楽アプリの「よく聴く曲」などの情報は連携されない。

画像ファイル:Picturesフォルダ(フォトギャラリーアプリの参照フォルダー)
動画ファイル:Videoフォルダ(フォトギャラリーアプリの参照フォルダー)
音楽ファイル:Musicフォルダ(音楽アプリの参照フォルダー)

ひとつ注意したいのは、母体をPCとする管理方法であるため、スマートフォンで撮影した画像・動画ファイルに限ってはPCに同期されない。これについては、コンピュータ→ポータブルデバイスを右クリック→画像のビデオのインポートという手順で手動インポートすれば、それほど面倒ではない。


インポートの際の読み込み設定について。撮影日などでフォルダーを生成しないのがよい。スマートフォンのフォトギャラリーアプリの中に生成されたフォルダがたくさん出現してしまい、整理が乱雑となるからだ。


カメラフォルダー:スマートフォンで撮影した画像・動画ファイルの格納場所
ScreenCaptureフォルダー:スマートフォンで撮影した画像ファイルの格納場所
bluetoothフォルダー:スマートフォンで受信した画像ファイルの格納場所
Picturesフォルダー:PCから同期した画像ファイルの格納場所
Videoフォルダー:PCから同期した動画ファイルの格納場所
Picasaウェブアルバムフォルダー(フォルダ数と各フォルダ名は利用状況に応じる):Picasaウェブアルバムの画像の格納場所

フォルダーを生成すると、Pictures・Videoフォルダーのかわりに撮影日名のフォルダーがたくさん出現してしまうということ。カメラフォルダーが埋もれてしまい、探しずらくなってしまう。

以下、細かい点だけど、悪戦苦闘した点が2つあった。

1つ目。スマートフォンの音楽アプリには、数種類のミュージックメニュー(アルバム、アーティストなど)があり、表示を切り替えることができる。試しにレディーガガのCD1枚をパソコンに取り込み、スマートフォンに同期させた。スマートフォンで音楽アプリを起動してアーティスト表示にしてみたら、アーティストが複数表示された。サントラ盤CDならともかく、レディーガガのCDなんだから、表示されるアーティストはレディーガガ1人でよい。


どうやら、スマートフォンの音楽アプリのアーティスト表示では、メディア情報の「アルバムのアーティスト」ではなく「参加アーティスト」をもとに表示するようだ。曲ごとの参加アーティストを忠実に記載しているメディア情報だとアーティスト表示が乱雑になる。サントラ盤CDをほとんど所有していないわたしとしては、ひとつのアルバムに対してアーティストは1人として整理した方がすっきりするため、メディア情報の参加アーティストはすべてアルバムのアーティストに変更した。


2つ目は、先の2つのメディア情報の取扱いに付随して、同期のやり方に悩まされた。一度スマートフォンに同期させた曲のメディア情報をパソコン側で変更し、再度同期させても、スマートフォン側のメディア情報には反映されない。スマートフォンからその曲を一旦削除し、以前スキップしたファイルを同期させるという手順が必要になるようだ。これに気が付くまでに相当な時間を要した。


参考:http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-vista/Windows-Media-Player-Sync-frequently-asked-questions
参考:http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-vista/Add-or-change-album-art-in-Windows-Media-Player

Kies(Kies air)

スマートフォンの製造メーカーであるSamsungが作った専用管理ソフト。起動にかなり時間を要する。専用ソフトとして安心感はあるが、かゆいところに手が届かない印象。管理方法をSamsung方式に依存することになるため、今後Samsung製のスマートフォンを使わなくなった場合、それまでため込んだファイルの管理に不安が残る。

Picasa(Picasaウェブアルバム)

画像ファイルの管理に限られ、動画・音楽ファイルの管理は別ソフトに委託する必要がある。WiFiや3Gなどの無線でやりとりできるところはよい。

使い方について。まず、スマートフォンで撮影した画像をPicasaウェブアルバムにアップロードする。普段使っているフォトギャラリーというアプリを起動させると、その中にPicasaウェブアルバムのフォルダが出現する。スマートフォンのHDDから画像を削除しても、オンラインであれば、いつでもPicasaウェブアルバムの画像を閲覧することができる。オフラインでも、キャッシュは有効。3G回線では画像を表示するまでに少々時間を要する。

Picasaウェブアルバムに画像をアップロードしておくと、Bloggerの利用者であれば、ちょっとした利点もある。PicasaウェブアルバムとBloggerがうまく連携していて、ブログの記事に画像を貼り付ける際に簡単に貼り付けることができる。

Picasaウェブアルバムの画像をBlootoothで送信する場合、相手側スマートフォンのBlootoothフォルダには入らない。相手側スマートフォンが、わたしのPicasaウェブアルバムの該当URLをクリックしてダウンロードするという作業を行わなくてはならない。相手側は手数が増えるため不便。

WindowsLive フォトギャラリー

画像・動画ファイルの管理に限られ、音楽ファイルの管理は別ソフトに委託する必要がある。インポートはできるけど、同期はできない。

壁紙とスタートとタス​クバーが消える現象

場所: 日本, 宮城県
わたしも相方も、デルのパソコンを使っている。動作が不安定になってきていたので、年末にOSの再インストールをした。これでしばらくは快適にパソコンを使えるだろうと、すっきりした気分で新年を迎えた。


年明けから一週間後、相方のパソコンが不具合に見舞われた。壁紙とスタートとタス​クバーが消えるという不具合。簡単に言うと、起動しても画面が真っ暗でどうしようもない状態。

いろいろ調べていたら、復活術なる方法があるらしい。本当かなと疑心暗鬼ながら試してみると、おもしろいように復活することができた。そのサイトの作者に感謝した。

1.タスクマネージャーを起動する。
2.プロセスタブを表示してexplorer.exeを終了させる。
3.新しいタスクの実行でexplorer.exeを起動する。
参考:http://sonobelab.com/knowhow/computer/expabend.html

原因が何なのかよく分からないまま二週間が過ぎ、今度はわたしのパソコンが同じ不具合に見舞われた。その復活術を知っていたから、落ち着いて対処できた。

わたしのパソコンに大きな変更点があるとすれば、Windows7のサービスパック1を適用した数日後のことだった。相方のパソコンは、未だにサービスパック1を適用していないようだけど、OSの再インストールの後だけに、数多くの更新プログラムをインストールした時期。システムの変更に伴う不具合ということだったのだろうか。

2012年1月22日日曜日

ジョギングでBluetoothイヤホンを使う

場所: 日本, 宮城県
サイクリングはシーズンオフに入り、お腹まわりが悲しくなってる。手軽にできるジョギングはなかなか続かない。スマートフォンの音楽を聴きながらジョギングをすれば楽しめるかと思い、LBT-HP05というBluetooth対応イヤホンを買った。ジョギングのことを考えると、有線より無線だろうと思った。ちなみに、マイクも備わっているため通話も可能。

LBT-HP05
Bluetooth性能:Ver. 2.1+EDR、Class 2
音楽再生時間:4時間
充電端子:Micro-USB
参考:http://www.pro.logitec.co.jp/pro/g/gLBT-AVHP05BK/


音質は悪くないと思う。操作性については、少ないボタンで多様な機能を呼び出す必要があり、覚えるまで慣れが必要だった。バッテリーの持ちが4時間と短く、小まめに充電する必要があるけど、充電端子がスマートフォンのものと同じマイクロUSBなので、充電するための機器がかさばらないのはよい。

パソコン用のイヤホンとしても使えるようにするために、LBT-UAN03C2BKというBluetoothアダプタ(USBタイプ)も買った。取扱説明書に記載されている通り、付属のDVD-ROMを使ってセットアップしないとうまくいかないようだ。

LBT-UAN03C2BK
Bluetooth性能:Ver. 3.0、Class 2
参考:http://www.pro.logitec.co.jp/pro/g/gLBT-UAN03C2BK/


パソコンの音楽をイヤホンで聴きながら、スマートフォンの音楽をイヤホンで聴くといった同時通信はできなかった。ロジテックのサイトではマルチペアリング対応と記載されているが、同じプロトコルの同時通信はできないようだ。あくまで、HFP(ハンズフリー通話)とA2DP(音楽視聴)の同時通信をできるという意味らしい。

Docomo Galaxy SⅡ(SC-02C):Ver. 3.0+HS、Class1(見通し通信距離10m)
参考:http://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/support/trouble/manual/download/sc02c/SC-02C_J_OP_10.pdf(28P)

Docomo Galaxy S(SC-02B):Ver. 3.0+EDR、Class1(見通し通信距離10m)
参考:http://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/support/trouble/manual/download/sc02b/SC-02B_J_13.pdf(16P)

余談となるが、所有しているスマートフォンのBluetooth性能についても調べてみた。Bluetooth規格によれば、Class1なら100m、Class2なら10m。しかしながら、スマートフォン2機種の取扱説明書にはClass1(見通し通信距離10m)と記載されている。その意味が定かでない。

2012年1月15日日曜日

Docomo Galaxy SⅡ(インプレ編)

場所: 日本, 宮城県
Docomo Galaxy S(SC-02B)からDocomo Galaxy SⅡ(SC-02C)へ機種変更をしてから1ヶ月ほど経った。機種変更の目的は、endmondoというGPSトラッキングアプリの長時間の使用に耐えうるようにするためだった。バッテリーの持ちがどれほど向上したのかについてレポートする。

参考:https://www.docomo.ne.jp/support/product/sc02c/index.html

機種変更前(Galaxy S)は、1時間に20~30%くらい消費していたが、機種変更後(Galaxy SⅡ)では5%しか消費しなくなった。バッテリーの容量アップ10%からは説明できないほど、劇的にバッテリーの持ちがよくなった。少し気になるところがあり、Galaxy Sを使って再度テストしてみた。すると、同じように1時間に5%しか消費しなかった。アプリのアップデートにより、消費電力が少なくなったものと思われる。こんなことなら、わざわざ機種変更をしなくて済んだのにと後悔した。

機種変更をした唯一のメリットは、endmondoを使用すると再起動するまで電話もメールも使えないという不具合がなくなったこと。

GPSトラッキングアプリの話から少し逸れるが、新型のGalaxy SⅡを使うと、旧型のGalaxy Sの古さが目立つところはある。しかし、まだ1年間しか使用していないGalaxy Sなので、ときどき電源を入れて使っている。SIMカードを挿入しなくてもWi-Fi通信はできるため、自宅のネットワークに接続してブラウザを使ったりすることなどはできる。ちなみに、Galaxy Sの場合もGalaxy SⅡの場合も、SIMカードを抜くと自動的に再起動する。

2011年シーズンオフ

場所: 日本, 宮城県仙台市泉区桂1丁目1−1
TCR COMPOSITE 2011の納車から4ヶ月が経ち、これまで693km走った。平均速度は、納車した9月が25km/h台、10月が20km/h台と落ち込んで、そこから少しずつ盛り返して今月1月は25km/h。

1月に入り、気温がぐっと低くなり、路面に雪が残っている日もある。サイクリングどころではない。年明けの1日と3日に走ったのを最後に、シーズンオフに入ることにした。筋肉が衰えないように、あわよくば筋力アップをねらって、軽い筋トレ程度の運動はしている。

サイクリングに出かけない分、時間に余裕があるため、ショップを訪問するにはちょうどよい時期。先日、ブレーキシューがタイヤのサイドウォールに接触してパンクした件もあり、ブレーキまわりの点検・調整をお願いすることにした。


作業自体はすぐ終わるということだったが、自転車を預けて近くにある場讃岐うどん むら泉で昼食をとった。ショップに立ち寄ったついでによく立ち寄るうどん屋さん。なかなかおいしい。


バイクを受け取りにショップに戻った。店長さんから坂道の走り方のアドバイスをもらった。坂道に入る手前から、シフトダウンして低いギアでゆっくり登って行けばよいという話だった。そう言われてみるとたしかに、ついつい気合が入って全開モードで坂道に突入し、途中でエンジンがだめになって休憩というパターンが多かった。ちなみに、平均的な筋力があればよく、それよりも重要なのはエンジンとのこと。


ブレーキまわりの調整も済んだことだし、あとは気温が高くなるのを待つだけだ。

2012年1月11日水曜日

CATEYE CC-RD400DW(トラブル編)

場所: 日本, 宮城県
サイコンは、クロスバイク時代からずっとCATEYE製のCC-RD400DWを使っている。必要最低限の機能(スピード&ケイデンス)は備えているし、見た目もスマートで操作感もよい。庶民的な価格なのもありがたい。このサイコンは無線式。

CATEYE CC-RD400DW
参考:http://www.cateye.com/jp/products/detail/CC-RD400DW/


ヘッドライトには、自転車用ではないLEDハンディライトを流用している。ヘッドライトとサイコンを隣り合わせで車両に固定している状態で走行すると、スピードセンサーとケイデンスセンサーからの信号を拾わなくなった。ヘッドライトのDC-DCコンバーターの発振による誤作動のようだ。



使用していたヘッドライトはFENIX LD10 R4というもの。サイコンからDC-DCコンバーターまでの距離が4cmと近かったのが原因だったのようだ。

どのような条件で誤作動を起こすのが確かめてみた。サイコンから5cm以内にヘッドライトのレンズ部に内蔵されているDC-DCコンバーターがあると誤作動を起こす。また、ヘッドライトの照度が低いモードではサイコンが正常に作動するが、高いモードでは誤作動を起こす。

ほかにも似たようなLEDハンディライトを所有しているため、それらについても確認してみることにした。

FENIX LD20 R4を所有している。これは、レンズ部がFENIX LD10 R4と共用という仕様(電池を内蔵するボディ部だけ取り換える仕様)なので、DC-DCコンバーターそのものは共用ということになり、やはりサイコンは誤作動を起こした。

FENIX L2D CE Premium Q5を所有している。こちらは、誤作動を起こさなかった。

LEDハンディライトとは関係なく、サイクリングをしているとある区間でサイコンが誤作動を起こす。無線が混信しやすい区間なのだろうと思う。

2012年1月4日水曜日

年明けのそば打ち

場所: 日本, 宮城県
年明けにそば打ちをした。本来は年末に年越しそばとして楽しみたいところだが、年末は多摩CR旅行に出かけていて、そんな余裕はなかった。

そば粉は、信州産を扱っている高山製粉を利用することが多い。これまで数種類のそば粉を使ってみたが、今回は信州二八そば粉を使った。そば粉8割、つなぎ粉2割をミックスしており、打粉も付いてくるので、あとは道具さえあればすぐにそば打ちができる。

標準加水率43%前後ということだが、今回のそば打ちでは45%だった。加水率にこだわって水を少なめにしてしまうと、後からの工程で乾いてしまうことになるので、数値はあまり気にしないことにしている。


そば打ちを始めて4年になるが、そば包丁で麺帯を切るとき、麺帯の折り返しの部分で線麺が切れてしまうことが多い。まだまだ修業が足りない。


自転車に乗り始めてから、そば打ちをする機会が減り、今回のそば打ちは1年ぶりになる。久しぶりのわりにはうまく打つことができた。


年末の旅行で食べ歩き、年明けにもまた食べて、お腹いっぱいの年末年始だった。