2025年9月30日火曜日

熱中症に関する実験

場所: 日本、宮城県

これまで4回、ライド中に熱中症になったことがある。

2018年中部一周(14:30☀️気温33℃表示板32℃サイコン温度ーー℃)
2024年中国一周(13:00☀️気温35℃表示板35℃サイコン温度42℃)
2024年中国一周(13:00☀️気温37℃表示板37℃サイコン温度44℃)
2025年ビワイチ(14:30☀️気温33℃表示板37℃サイコン温度40℃)

土地勘のない場所。昼過ぎ。峠越えの後など、負荷が掛かった後のパターンが多い。

表示板とは、道路の道路脇の気温表示板のことなんだけど、誤差があるような気がする。

サイコンとは、ガーミンエッジの本体で測定する気温のことで、気温というより本体そのものの温度である。ガーミンエッジの本体温度に関しては、後ほど詳しく触れる。

参考:https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php

環境省熱中症予防情報サイトの運動に関する指針によると、28℃以上「警戒」・31℃以上「厳重警戒」・35℃以上「運動は原則中止」となっている。

1周5kmのホームコースを使って100km走り、天気・気温・体調の変化を調べてみようと思う。具体的には、1時間で20km走ったら1時間休憩する、を繰り返す。休憩中、バイクは日陰の軒下に置く。時間帯ごとの天気・気温・サイコン温度・体調を確認する。

8/24(日)猛暑日予想

9:00-10:00 20km
☀️ 気温32℃ サイコン温度28→40℃ 😀
11:00-12:00 20km
☀️ 気温34℃ サイコン温度36→42℃ 🥵
13:00-14:00 20km
☀️ 気温33℃ サイコン温度37→43℃ 🥵
☁️ 気温33℃ サイコン温度43→36℃ 😀
15:00-16:00 20km
☁️ 気温32℃ サイコン温度35→35℃ 😀
17:00-18:00 20km
☁️ 気温28℃ サイコン温度30→29℃ 😀

8/30(土)猛暑日予想

8:00-9:00 20km
☀️ 気温29℃ サイコン温度31→35℃ 😀
10:00-11:00 20km
☁️ 気温32℃ サイコン温度35→35℃ 😀
12:00-13:00 20km
☁️ 気温32℃ サイコン温度35→36℃ 😀
14:00-15:00 20km
☀️ 気温33℃ サイコン温度36→40℃ 😀
☁️ 気温33℃ サイコン温度40→38℃ 😀
16:00-17:00 20km
☁️ 気温33℃ サイコン温度35→33℃ 😀

自分の感覚としては、☀️31℃以上「警戒」・☀️32.5℃以上「厳重警戒」・☀️35℃以上「原則中止」かな。給水に関しては、30℃なら500ml/h、35℃なら1000ml/hが目安かな。

ガーミンエッジ(1050)の本体温度の話。気温より体感温度を把握することが大切だと思う。同じ気温でも、日向なのか日陰なのか、走行風が強いのか弱いのかによって熱中症のリスクが変わるから。分かりやすい例え話としては、気温33℃でも、トンネルの中の下り坂であれば体感温度がぐっと下がる。

ガーミンエッジの本体温度は、日向だと本体温度が大きく上昇する。さらに低速でも少し上昇する。思ったよりも敏感に反応する印象。おおよその体感温度を把握することができる印象。夏場の最も日差しの強い時間帯なら、本体温度=気温+10℃。逆を言えば、気温=本体温度ー10℃。これが45℃を超えたら「原則中止」といった具合に活用することができる。

ちなみに、ガーミンエッジのウィジット画面で気象状況を確認することができる。その中に体感温度の項目がある。これは正直当てにならない。たとえば、気象予報に反して晴れから雨に変わったとしても、リアルタイムにデータを更新しないため、体感温度の数値が下がらない。


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