2023年1月1日日曜日

ダイエット①(アクティブエネルギーの理解)

場所: 日本、宮城県

AppleWatchを使ってる。アクティビティAPP(≒フィットネスAPP≒ヘルスケアAPP)のリングの動きを確かめながら生活している。

参考:Apple Watch でアクティビティ App を使う

  • 合計消費エネルギー安静時消費エネルギーアクティブエネルギー

ヘルスケアAPPの中にある説明によると、合計消費エネルギー=安静時消費エネルギー+アクティブエネルギーになるらしい。ムーブリングの数値は、アクティブエネルギーのことらしい。それなら、安静時消費エネルギー=基礎代謝量だよねと思ったら、どうも数値が合わない。

その辺の仕組みを理解するためにいろいろ調べてみた。ちょっと堅苦しくなるけど、食事摂取基準、総エネルギー消費量の構成を取り入れながら話を進める。男性、年齢30-49歳、体重66.8kg、身体活動レベル1.67として各数値を算出している。

📗 

----------

参考:日本人の食事摂取基準(2020年版)

  • 基礎代謝量=体重66.8kg×基礎代謝基準値22.5=1500kcal
  • 推定エネルギー必要量基礎代謝量×身体活動レベル1.67=2500kcal

はじめに、食事摂取基準の話。同じ体重を保つために必要なエネルギーとして、推定エネルギー必要量がある。基礎代謝量(体重×基礎代謝基準値)×身体活動レベルで計算できる。

  • 推定エネルギー必要量基礎代謝量その他代謝量

便宜上、推定エネルギー必要量から基礎代謝量を差し引いた分を「その他代謝量」と呼ぶことにする。

----------

参考:身体活動とエネルギー代謝
参考:食事誘発性熱産生

  • 総エネルギー消費量100=基礎代謝量60:食事誘導性熱産生10:身体活動量30
  • 身体活動量30=生活活動25:運動5

次に、総エネルギー消費量の構成の話。食事誘導性熱産生とは、食事をすることで消費するエネルギーのこと。基礎代謝量60:食事誘導性熱産生10:身体活動量30の割合になる。身体活動量30は、生活活動25:運動5の割合になる。

----------

  • 合計消費エネルギー安静時消費エネルギーアクティブエネルギー

本題のヘルスケアAPPの話。5か月にわたって追跡したヘルスケアAPPのデータ(実測値)を基に、安静時消費エネルギーとアクティブエネルギーに分けて理解する。

  • 基礎代謝量×1.15安静時消費エネルギー
  • 基礎代謝量食事誘導性熱産生安静時消費エネルギー

体重に関わらず、基礎代謝量に1.15をかけると安静時消費エネルギーだった。係数1.16。ちなみに、ガーミンコネクトAPPの場合、係数1.24。安静時消費エネルギーとは、基礎代謝量+食事誘導性熱産生という理解になった。

  • 身体活動量アクティブエネルギー(理論値)

アクティブエネルギーに関しては、理論的に身体活動量という理解になる。

  • 身体活動量×2/3アクティブエネルギー(実測値)

しかし、追跡したデータによると、身体活動量のうち2/3しかカウントしなかった。カウント率2/3。身体活動レベル1.67(生活活動+運動少なめ)以外に2.2(生活活動+運動多め)の場合も算出したみた。結果、同じくカウント率2/3。

参考:Apple Watch を使った運動量計測の精度を上げる

AppleWatchを正しく使えておらず、正しくカウントしなかったのかもしれない。

参考:ダイエット

0 件のコメント:

コメントを投稿