2011年11月16日水曜日

クロスバイクとの別れ

場所: 日本, 宮城県
初乗りでは、20km走った。自転車に乗っているときは、風はあるし景色はかわるし、疲れを感じにくい。降りるとクラクラするから、カロリーは消費しているのだろう。ジョギングなんかと比べて、快適にダイエットできるなと思った。

そんな調子でいたら、クロスバイクに乗ることが楽しくなった。週末に30km、60km、80kmと少しずつ距離を伸ばしていった。ウェアにも興味を持ち始め、見た目と機能性を考えてロード用のものを揃えた。

正月と翌年のGWには、バイク2台を車に積んで東京に出向き、多摩CRの往復90kmを走った。たくさんのスポーツバイクであふれていて、とても刺激的なところで楽しかった。しかし、あることに気が付いた。


走ることを目的としているライダーはロードバイクに乗っている。ロードバイク用のウェア(タイツやビンディングシューズなど)を着てクロスバイクに乗っているライダーはいなかった。自分たちのちぐはぐな体裁に恥ずかしさを覚えると同時に、自分たちが求めていたのはロードバイクの世界だったことを知った。それ以降、クロスバイクには乗らなくなった。


半年間で1136km走った。その間に東日本大震災があり、ガソリンが手に入らなかった時期に大活躍してくれた。また、スポーツバイクの世界に引き込んでくれた立役者でもある。感謝している。

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