AppleWatchを使ってる。アクティビティAPP(≒フィットネスAPP≒ヘルスケアAPP)のリングの動きを確かめながら生活している。
参考:Apple Watch でアクティビティ App を使う
- 合計消費エネルギー=安静時消費エネルギー+アクティブエネルギー
ヘルスケアAPPの中にある説明によると、合計消費エネルギー=安静時消費エネルギー+アクティブエネルギーになるらしい。ムーブリングの数値は、アクティブエネルギーのことらしい。それなら、安静時消費エネルギー=基礎代謝量だよねと思ったら、どうも数値が合わない。
その辺の仕組みを理解するためにいろいろ調べてみた。ちょっと堅苦しくなるけど、食事摂取基準、総エネルギー消費量の構成を取り入れながら話を進める。男性、年齢30-49歳、体重66.8kg、身体活動レベル1.67として各数値を算出している。
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- 基礎代謝量=体重66.8kg×基礎代謝基準値22.5=1500kcal
- 推定エネルギー必要量=基礎代謝量×身体活動レベル1.67=2500kcal
はじめに、食事摂取基準の話。同じ体重を保つために必要なエネルギーとして、推定エネルギー必要量がある。基礎代謝量(体重×基礎代謝基準値)×身体活動レベルで計算できる。
- 推定エネルギー必要量=基礎代謝量+その他代謝量
便宜上、推定エネルギー必要量から基礎代謝量を差し引いた分を「その他代謝量」と呼ぶことにする。
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参考:身体活動とエネルギー代謝
参考:食事誘発性熱産生
- 総エネルギー消費量100=基礎代謝量60:食事誘導性熱産生10:身体活動量30
- 身体活動量30=生活活動25:運動5
次に、総エネルギー消費量の構成の話。食事誘導性熱産生とは、食事をすることで消費するエネルギーのこと。基礎代謝量60:食事誘導性熱産生10:身体活動量30の割合になる。身体活動量30は、生活活動25:運動5の割合になる。
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- 合計消費エネルギー=安静時消費エネルギー+アクティブエネルギー
本題のヘルスケアAPPの話。5か月にわたって追跡したヘルスケアAPPのデータ(実測値)を基に、安静時消費エネルギーとアクティブエネルギーに分けて理解する。
- 基礎代謝量×1.15=安静時消費エネルギー
- 基礎代謝量+食事誘導性熱産生=安静時消費エネルギー
体重に関わらず、基礎代謝量に1.15をかけると安静時消費エネルギーだった。係数1.16。ちなみに、ガーミンコネクトAPPの場合、係数1.24。安静時消費エネルギーとは、基礎代謝量+食事誘導性熱産生という理解になった。
- 身体活動量=アクティブエネルギー(理論値)
アクティブエネルギーに関しては、理論的に身体活動量という理解になる。
- 身体活動量×2/3=アクティブエネルギー(実測値)
しかし、追跡したデータによると、身体活動量のうち2/3しかカウントしなかった。カウント率2/3。身体活動レベル1.67(生活活動+運動少なめ)以外に2.2(生活活動+運動多め)の場合も算出したみた。結果、同じくカウント率2/3。
参考:Apple Watch を使った運動量計測の精度を上げる
AppleWatchを正しく使えておらず、正しくカウントしなかったのかもしれない。
参考:ダイエット
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