2011年12月3日土曜日

TCR COMPOSITE SE 2011はお買い得なのか?

今から1年前にジャイアントの2011年モデルが発表された。TCRコンポジットSEは、ジャイアントのベストバイモデルとして注目されていたようだ。発表からから1年遅れでTCRコンポジットを購入した後に知った。

わたしがロードバイクを購入しようとした時期(2011年9月)には、TCRコンポジットSEの在庫はなく、TCRコンポジットしか手に入らない状況だった。ただ、どちらも手に入る状況であったとしても、TCRコンポジットを選んでいた。理由は、TCRコンポジットの2トーンカラーの方が好みであること、SHIMANOコンポーネントの方が好みであることの2つ。

今回、愛車TCRコンポジットと、TCRコンポジットSEについて比較してみる。

TCR COMPOSITE
重量:8.2kg
価格:210,000円
コンポーネント:SHIMANO 105

TCR COMPOSITE SE
重量:7.6kg
価格:189,000円
コンポーネント:SRAM APEX
参考:http://www.giant.co.jp/giant11/bike_datail.php?p_id=00000012&action=outline

価格差について。TCRコンポジットSEは、定価で5万円弱の軽量ホイールがおごられているのにもかかわらず安い。つまり、SHIMANO 105よりSRAM APEXの方が圧倒的に安いと読み取れる。

重量差について。SRAMの方が軽いのもあるけど、最大要因はTCRコンポジットSEにALX440SLという軽量ホイールがおごられていることだ。

A-CLASS ALX440SL
重量:1570g(F658g/R912g)
・リム高:23.7mm
・リム幅:19.6mm
・スポーク数:F20/R24             
参考:http://www.giant-pa.jp/aclass/items/alx440sl.html

試しに、TCRコンポジットのホイールの重量を計測したら2000gだった。車体の重量差600gに対して、コンポーネントの重量差は170g、ホイールの重量差は430gという計算になる。

たしかに、新車時のTCRコンポジットSEのコストパフォーマンスは優れている。しかし、後からホイールをグレードアップしてしまうと、高価なALX440SLをゴミ箱に捨てることになる。こうなると、TCRコンポジットSEのコストパフォーマンスは落ちる。ホイールのグレードアップを前提に考えると、TCRコンポジットのコストパフォーマンスが悪いわけではないように思える。

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