しかし、テールライトのクランプの形状は円、TCRコンポジットのシートポストの形状は丸みを帯びた二等辺三角形。形状が合わないために取り付けることができなかった。
そうこうしていたら、CATEYEからTL-LD570-Rという新商品がリリースされていたことを知った。以前から欲しいと思っていた、オートライト機能とリフレクターのどちらも搭載した商品。わたしのロードバイクの購入の時期に合わせた、個人的にタイムリーな商品だ。
CATEYE TL-LD570-R
光源:レッド色・高輝度LED5個
使用時間:点灯30h、点滅100h、ラピット60h、ロングライフ120h、パルス30h
サイズ:81.4 x 44.3 x 30.3mm
重量:66.8g (電池含む)
使用電源:単4電池×2本
参考:http://www.cateye.com/jp/products/detail/TL-LD570-R/
購入してみたものの、やはり形状が合わないために取り付けることができなかった。CATEYEの補修用キットパーツである取付バンド(5440892)を使えば取り付けられるかもしれないが、作りが安っぽくて納得できたものじゃない。ああだこうだ悩んだ末に、購入時に付属していたリアリフレクターのクランプを流用する方法を思いついた。このクランプは、二等辺三角形のシートポストの形状に合わせた専用のもの。
そもそもリアリフレクターはCATEYE製だった。本体とクランプの接合部は歯車の形状になっていて、適切な角度で歯車を噛み合わせた状態でボルトを締めて固定する。TL-LD570-Rも同じCATEYE製品なので、全く同じ仕様になっている。そのため、リアリフレクターのクランプを流用して、TL-LD570-Rの本体を車体にがっちりと固定することができる。これは大きな前進だった。
小さな問題が残った。左右方向に1cmオフセットしてしまうため、テールライトのセンターが1cmずれることだ。知らなければ気にならないが、気づいてしまうと気になってしまう。精神衛生上よくないなと思った。
そこで少し加工を施した。不要になったリアリフレクターの接合部のみをもぎ取り、それをスペーサーとして挟み込むことでセンターが合うようになった。挟み込んだスペーサーも歯車の形状になっているため、角度調節後に固定することができる。
実際に走行してみたら、かなり明るし、オートライト機能のセンサー感度もちょうどよい。サイズが大きいところが気になるが、安全にはかえられないし、総合的にかなり満足している。
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