2013年12月28日土曜日

男鹿しょっつる焼きそば

夏に秋田県の男鹿半島に行った際に、「男鹿しょっつる焼きそば」を食べた。焼きそばということで、B級グルメというカテゴリに入るわけなんだけど、素朴な味わいで結構おいしかった。

参考:http://www.oganavi.com/yakisoba/

しょっつる焼きそばとは、しょっつるベースのタレを使用した焼きそばのことで、塩味と醤油味がある。平成21年に町おこしのために考案されたご当地グルメ。日本三大魚醤のひとつであり、秋田のしょっつる(塩汁)のほかに、能登のいしる(魚汁)と香川のいかなご醤油がある。男鹿市のしょっつるは、伝統的にハタハタと天日塩だけで作られているため、香りが穏やかで白身魚特有の上品な味わいが特長になっているらしい。きりたんぽ鍋にも使われている。

自宅で男鹿しょっつる焼きそばを作るために、通販でしょっつるを買ってみた。

諸井醸造所 秋田しょっつるハタハタ100%
内容量:130g
税込価格:735円
参考:http://www.shottsuru.jp/


秋田県漁協組合女性部ひより会 鍋通亭 しょっつる八森ハタハタ100%
内容量:120ml
税込価格:875円
参考(八森よめこ漁業):http://ryoshiyome.blog106.fc2.com/


数回、しょっつる焼そばを作ってみた。主な材料は、ラーメン用の生麺、具材となる冷凍品のシーフード。薬味として、万能ネギ・紅ショウガ・花かつおを準備。

まずは、冷凍品のシーフードを煮込んで解凍する。このとき、魚介系ダシとしょっつるを投入するのがポイント。冷凍品をそのまま解凍してから調理すると味気なくておいしくないという理由。後ほど麺に絡めるためのスープを少し残す程度まで煮詰める。


あとは、茹でた麺にスープを絡め、薬味をのせたら出来上がり! ちなみに、本来なら焼きそば用の生麺を用意すべきなのかも知れない。


しょっつるは醤油なので、焼きそばを作る以外にも使い道は多い。ちょっと魚臭いので苦手な人は苦手だろう。



12月は、スーパーの魚売り場にハタハタが並ぶ時期だ。わたしはハタハタが大好きで、見つけると必ず買って食べている。いつも味付けなしで食べているんだけど、焼いた後にしょっつるを少し浸けて食べるのもおいしい。

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